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小説王

小説王

小説王

作家
早見和真
出版社
小学館
発売日
2016-05-10
ISBN
9784093864404
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小説王 / 感想・レビュー

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starbro

書店で表紙とタイトルに魅かれて読みました。早見和真、初読です。小説&編集に対する愛&情熱を感じた一冊で、一気読みです。但し、小説王と言えるレベルまでではないかなぁ。ピート・ローズのイチローに対する発言ではないですが、小説女王(クイーン)か騎士(ナイト)レベルではないでしょうか?

2016/07/30

修一朗

表紙カット通りの,暑苦しいほどにアツい汗だく本です。マンガ「編集王」のカットの一部だそう。出版不況もあるだろうし銀座での接待とかホテルでのカンヅメといった昔のイメージは減って作家と編集者との関係性も変わってきているんだろうと思う一方,営業と一緒に本が売れるしくみを考えるのが編集者の大事な取り組みになっているのだと思う。小柳君は作家の才能をとことん信じる編集者,面白い物語を作るために文字通り命がけという職人気質が魅力的だ。作家というより編集者の物語。ドラマは録ってあるのでこれから観てみます。

2019/04/23

takaC

予約人数×4週も待たされようやく手元に来てから7日寝かした後に2日で読了。作中最後まで内容をほとんど隠蔽したままだった吉田豊隆『エピローグ』をとても読みたくなった。この年1月15日に『エピローグ』が惜しくも逃した賞は芥川賞じゃなくて直木賞だよね。きっと。

2017/01/24

ゆみねこ

横浜の小学校でともに学級新聞を作った同級生。一人は若いころに文芸誌の新人賞を受賞し、もう一人はそれを読み、編集者になることに。文芸書の冬の時代に、熱く物語を綴り、それを世に出す。とても面白かったです。本好きならば読む価値ありの1冊。

2016/06/28

みかん🍊

出版業界のお仕事小説というと最近は手垢がついてきた感じですが、これは小学校の同級生の作家と編集者幼馴染二人の目線から書かれた1冊の本を出版する熱い話、小説を書きあげる生みの苦しみ、厳しい出版業界の中で売れない文芸書を作って行く苦しみ、良い本が売れるとは限らない、面白本とは人それぞれで、同じ本でも面白かったと絶賛する人もいれば、ちっとも面白くなかったと思う人もいる、その人の好み、年齢、立場によっても違ってくるものだと思う。本好きとしては作家さんにも編集者さんにも面白と思える本を作っていって貰いたいものだ。

2016/06/07

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