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駄犬道中おかげ参り

駄犬道中おかげ参り

駄犬道中おかげ参り

作家
土橋章宏
出版社
小学館
発売日
2016-09-14
ISBN
9784093864534
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駄犬道中おかげ参り / 感想・レビュー

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みかん🍊

駄犬というがそんなあほ犬と違て賢いやん、ちょっといやしすぎるけど、借金から逃げる賭博師と抜参りの子供、婚家から追い出され自殺しようとしていた女性、代参犬の扇丸、宿代を安くあげる為家族の振りをして三人と一匹、お伊勢参りの珍道中、昔の人はこの道を歩いて沢山の人が一生に一度の伊勢参りを楽しんだんですね、最初はとんでもない奴と思った辰さんも実は人情味ある男で三人が家族のようになって行く様子が微笑ましい、数々訪れる危機を何故か駄犬の扇丸に助けられて楽しい旅でした。

2017/06/13

aoringo

時は江戸時代。博打打ちの男が長屋のお伊勢参りのくじを引き当て、訳あり女と奉公先を飛び出した少年との伊勢までのドタバタ珍道中。道中のグルメ情報も満載でこの時代にご当地グルメに何でそんなに詳しいの?!と思ったけど、何よりコミカル過ぎる展開に細かいことが気にならないくらい気持ちよく笑わされてしまいました!いつの間にか三人と一匹が家族のような絆で結ばれていくのも良かった。大いに笑って元気もらえた!続編も読みたいです。

2020/07/23

ダミアン4号

賭場で大負けし夜逃げを企む辰五郎、運が良いのか悪いのか貧乏長屋の住人達の“お伊勢講”のくじで当りを引き当て“代表”として“お伊勢参り”に出向く事。道すがら“代参(主人の代理で参拝する)犬”の翁丸、奉公先を抜け出してきた三吉、世を儚んで入水自殺しようとしていたお沙夜と知り合い(宿賃を安く済ます為)“家族”のふりをして伊勢神宮を目指す!ガマの油売りの口上を述べる辰五郎が段々“寅さん”の様に思えてきて(笑)ピンチ!という場面でちょっとずれた“助け”をする翁丸の“駄犬”ぶりが良い!偽の家族が本物になっていく様が→

2017/05/23

ゆりあす62

図書館本。★★★☆☆ ひょんなことでおかげ参りを一緒に行くことになった3人と犬1匹。駄犬ほど可愛い。でも、なんでそんな匂いが好きなの?ちょっと引いちゃうよ。笑えるから許す。

2017/04/04

優希

面白かったです。お伊勢参りに犬が訪れるというのが斬新なアイディアだと思いました。扇丸のおとぼけ具合が刺さります。ちょっと変わっていて笑える物語でした。犬を主人公にしたのでしょうか。コメディタッチで楽しいです。

2019/06/19

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