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錯迷

錯迷

錯迷

作家
堂場瞬一
出版社
小学館
発売日
2017-01-25
ISBN
9784093864657
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錯迷 / 感想・レビュー

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starbro

堂場瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。堂場瞬一は、やはり警察小説が一番良いかも知れません。最初、かなり地味な作品かと思いましたが、連続殺人につながり物語も膨らんで上手くまとまった感じです。

2017/04/11

雪風のねこ@(=´ω`=)

人の観察眼に優れ独り身であり若くして署長抜擢の萩原は、探偵役にうってつけ。ただ自らの組織を探る為、物語は重くなり爽快感は厳しい程少ない。仲間内を護り組織を動かして行く日本の特徴は、良い部分もあるが悪しき部分もある。名誉を重んじるか事実を重んじるか。難しい所ではあるが、そうでなければ組織を運用できないのかも知れない。彼女が事実を語る事が出来れば、犯人の叙情酌量の余地も出てくるのでは無いか。桜庭署長も酬われよう。

2017/11/23

いつでも母さん

前署長の死が不審で探るべく送られた男=将来の県警を担う男=期待に応えられるのか萩原。署内に違和感があるのに謎は深まる。そこへ新しい事件が・・もうじれったくて、先が読めない。落としどころが分からなかったが、第3章に入るとどんどん展開される。これこれ!どんなに署長が立派で尊敬できるとしてもだ、隠蔽が新たな事件を生み出したことは紛れもない事実だ。署長として、署を立て直す為にもっともっと悩め萩原よ。堂場さんの新しいシリーズになる予感がするのだが、文庫書き下ろしでお願いしたいところです。

2017/02/13

タックン

女性署長が心不全で急死した。その死に疑いのある県警はエースを後任の署長として送って真相をつかもうとする。勧善懲悪的で読みやすいんだが・・・この手の話はこの作家さんや他の警察物書く小説家の作品で似たようなのいっぱい読んでるなあ。もっと真相がわかってからは女性署長の心の葛藤や隠ぺいに関わった人の回顧を詳細に描いてたらこの作品に深みが出たのでは?堂場さんはそうゆう描き方はしないかあ・・・・。

2017/08/08

ユザキ部長

訴求力。つまりリーダーシップ。決して測れるものではない。特命を受け署長として乗り込む。嘘や膿を見抜くのに長けている訳ではないが。録に現場経験もなく特命署長に任せられたのは道理だったのだろう。信念を持って事にあたる姿が真実を暴く。やがて特命は天命になる気がした。

2019/06/04

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