現代の世相 5
現代の世相 5 / 感想・レビュー
Tatsuya Hirose
【「ふるさと」という記号】 今日のふるさとは、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すようにメディアが創りあげたもの。出身地と関わりなく、自由にふるさとを選択できるようになった。という考えは昨年からのリモートワーク、ワーケーションの浸透に影響与え、今はさらに変化形が生まれている。 「私にはふるさとがないといって、理想のふるさとを山形の田舎に見出そうとしたタエ子(おもいでぽろぽろ)」「私のふるさとはここだと強い現状肯定のもとに、東京を『ふるさと』に見立てた雫(耳をすませば)」。宮崎映画を使っての例えが興味深い。
2021/07/22
山田
本業の学者とそれ以外の力量差がよくわかる
2014/01/14
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