小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」
小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」 / 感想・レビュー
starbro
辻村 深月は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者が脚本を書いた映画のノベライズ、表紙を捲ると、『どこでもドア』が登場し、辻村 深月版ドラえもんの世界に引き込まれます。著者のドラえもん愛が感じられるファンタジー小説でした。 https://doraeiga.com/2019/
2019/03/25
三代目 びあだいまおう
ドラえもんの世界を小説で?と興味津々。しかも辻村深月さん!もうね、素晴らしい相性ですよ。抜群です!辻村さんの『大好き』が詰まって最高!『努力』も『好き』も『夢中』にはかなわないって言いますが、作者の夢中がこの作品全体に溢れていてすごく好き!月の裏側を舞台にした感動の友情ストーリー。私は、のび太がなぜ皆から仲間外れにされないのか漫画上では不思議でした。なるほど、のび太は誰よりも素直に真っ直ぐに『本当に大切なこと』を掴むんだね。本能で。地球の未来は彼らのようなピュアに託したい!夢中は当然私にも伝染した‼️🙇
2019/11/06
うっちー
辻村ドラえもん感激です。大人向きの小説でした。映像も見てみたいです
2019/03/17
ウッディ
月にウサギが住んでいる、そんなのび太の妄想から始まる大冒険。カグヤ星から脱出し、月の裏側の地下に隠れ住む11人のエスパルとドラえもんの道具で誕生したウサギ達が活躍し、地球を守ります。昨年の本屋大賞を取った旬の作家、辻村さんが原作を書いたドラえもんってどんなものになるのかという興味で手に取りました。読みやすい文章で感動的なラストではあるのですが、道具や登場人物の説明が回りくどい感じで、やはりドラえもんは漫画を読むか、アニメで観るものという印象で、辻村深月じゃなくても面白かったのではないかという印象でした。
2019/08/26
nobby
ワクワクしながら表紙をめくって目にする「どこでもドア」でまずニヤリ♪月の世界を説明するSF的なプロローグにもう惹かれながら、本編入るとそこは既にのび太が繰り広げるドラえもんな日常(笑)月の裏のウサギ王国を想像させるのに“お団子の形に連なったモノレール”なんて楽し過ぎる!クスッとたくさん笑いながら、物語は分かりやすく悪者との闘いへ!個性そのままに登場する仲良し五人の、いざ友達を助けるための心の準備や活躍にドキドキしながら気付けばウルッと涙誘われる。何とも素晴らしい伏線回収も見事で、辻村さんの業は半端でない!
2019/03/22
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