タスキメシ 箱根
タスキメシ 箱根 / 感想・レビュー
やま
タスキメシ 箱根 2019.11発行。字の大きさは…小。 大学を卒業し、管理栄養士として企業に3年間勤めた眞家早馬が、大学に帰って来ます…。 物語は、箱根駅伝を目指して早馬が、紫峰大学大学院へ入学し、自身が大学時代に走ることが出来なかった箱根駅伝を栄養管理兼コーチアシスタントとして駅伝部の寮である紫苑寮に入り、部員たちと共に箱根へ…。 箱根で、江戸紫色の襷が繋がるか…。 毎回、早馬が作る料理が美味しそうで、私も食べてみたいです(笑) 「蜂蜜レモンソーダ」は、私にも作れそうです(^-^)
2020/03/10
おしゃべりメガネ
コレは反則。ドコを読んでも涙が出る作品なんて反則。中盤から涙が止まらないなんて反則。箱根駅伝を書いた名作は多数ありますが、また新たに一作、仲間入りとなる作品が登場しました。前作から登場のキャラでも、ほぼ兄「早馬」オンリーに近い作品で、個人的にはちょっと寂しい気もしましたが、新たなメンバーが登場し、しっかりと作品を盛り上げてくれます。まるで自分も箱根駅伝を走ってるかのような臨場感は、スゴすぎです。ランナーの苦しさがそのままリアルに伝わってくる描写も圧巻です。ずっと涙を浮かべて読んだ作品は久しぶりでした。
2019/12/05
詩界 -うたか-
#読了 #額賀澪 #タスキメシ◆箱根を走りたい——白い学校名の書かれていない襷ではなく、学校として。そしてある時に陸上部の寮に現れたのは院でスポーツ食を学びに来た男性・早馬だった。キャプテンである千早は弟と比べて陸上部を諦めた人に箱根の邪魔をされたくないと嫌っていたが……◆早馬と春馬の成長に心が泣きそうになったし「タスキメシ」と「タスキメシ2」の間にもう1作品あっても良かったなと思いつつ感動した。スポーツに興味無いけど爽快感と緊迫感、興奮。努力しながら精一杯向かっていくのが素晴らしい作品です!
2021/02/19
しんごろ
届けよ想い!たとえ届かなくても、走るしかない。その時は、悔しさもへったくれもない。前へ前へと走るだけ。栄光がなくても、仲間の待つゴールに向かって、千早、走るんだ!と、読みながら感情が入る終盤のレースシーン。熱が入ったし涙が流れた。そんな迫力のあるレースの一方で、箱根駅伝に向かって、皆で準備していくシーンでは、早馬の作る料理が美味しそう。レシピがほしい。とくに、おにぎりがいい。箱根駅伝、先輩から後輩に受け継がれるものは様々だ。箱根駅伝を目指す選手諸君!結果を恐れず後悔だけしないように前へ進んでくれ!
2022/11/27
fwhd8325
箱根駅伝は、どうしてこんなに日本人の心に響くのだろう。面白い作品でした。レース展開よりも、箱根を走る、箱根に関わるそんな人間模様が楽しい。ハラハラドキドキ、結果を見守るのではなく、ひとりひとりの汗が、きっといい結果となってくれるようにと祈るような気持ちでした。額賀さん、こういう作品上手いですね。 読書感想とは違いますが、、来年の正月箱根を走ることはできるのだろうか。その前に立川の予選は開催されるのだろうか。
2020/07/05
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