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ヒゲとナプキン

ヒゲとナプキン

ヒゲとナプキン

作家
乙武洋匡
杉山文野
出版社
小学館
発売日
2020-10-28
ISBN
9784093865845
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ヒゲとナプキン / 感想・レビュー

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かおり

内容を知らずに読みましたが。ツラかったです。身体だって家族だって、どんなカタチでもいいですよ。もちろん。ただ、自分の身内が···となると話しは別。別になってしまいます。まだ社会が完全に受け入れてるとは思えないし、完全になるのかもわからない。そんな中でカミングアウトしても辛い思いをするのでは?と心配です。(それに、自分だったら、自分を騙しながら体の性別に合わせて生きるのを選ぶような気がする。)そんなだから、わかってあげられないから、私に今出来るのは、放っておくこと···になってしまう😖

2021/09/28

ゆうき

トランスジェンダーの杉山さん経験を元にされた"小説"で、エッセイ寄りの内容を期待していた私としては期待外れではありました。三人称で書かれているので、感情移入がしづらく、登場人物も個性的ではありますが基本善人ぞろいで現実味に欠けます。なんていうか、小説だなぁという印象。ただ、性を変える大変さと理不尽さを知ることができ、そこは素直に読んで良かったと思いました。

2021/02/28

ヒラP@ehon.gohon

小説家ではない乙武さんのぶんしょうは、決してこなれていないし、彼らしい尖った部分も感じるのですが、バックに杉山文野さんという当事者がいて、実体験を包み込んだようなお話として、とても考えさせられる小説でした。 先に「元女子高生、パパになる」を読んでいたので、事実とは異なることは知った上で、当事者でないと描けない生々しいLGBTQの困難を感じとりました。

2024/06/13

きいみ

題名からしてLGBTQ系のお話なのかな…と思いながら読み進めたが、父親に精子提供を依頼する時はどうなるのかと思案しました。 イツキとサトカがお互いに良きパートナーに巡り合えて子供も授かることが出来て良かった。 乙武さんの名前に惹かれて手にとった本でした。 『五体不満足』を書かれたことにより、障がい者の方々の社会情勢が少しずつ明るい未来へと変わっていった様に、『ヒゲとナプキン』により、LGBTQが話題にならない程自然に『世間でいうフツウの世界』に混じり合って暮らしていけることを望みます。

2020/12/19

バトルランナ-

リズム感が苦手。古市 憲寿とライター一緒⁉️ でも仕事上、どうしても読み切りたかった。 周りにlgptpがいないのはカミングアウトしにくい環境だからと言うくだりにスマッシュ。3.5点。

2021/02/06

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