ハムレット! ハムレット!!
ハムレット! ハムレット!! / 感想・レビュー
ケイ
谷川俊太郎:フォーティンブラスは今日も代役。太宰『新ハムレット』、登場人物たちはみな、相手の話をよく聞かずに理解したつもりで誤解するため、不穏を生む。藪の中においてしまう技量。志賀直哉『クローディアスの日記』もいいが、詰めが甘い…、というか、他の誰も仕上げ切れていない。『おふえりや遺文』は書ききれなかった小林秀雄だが、「ある人物に名付けたハムレットという概念が普遍化された概念となって人の心に生きるとはシェイクスピアという人がよほど偉かった証拠だ……天才のつくる所万事かくの如し」とくるとはやはり評する人。
2022/09/16
たつや
太宰治が読みたくて借りたら、まさかのオムニバスでしたが、豪華な内容で、編集部のセンスが際立ち、面白かったです。
2024/11/22
takao
ふむ
2022/09/06
えっ
最近やっとハムレットを読み終えたのだけど、ハムレットを読了するとこんなに色々読めるものが増えるなんて賑やかで楽しくてびっくり。あまり読書家じゃないので初めて触れるような文章が多くて面白い。どれも良かったけどホレイショー日記、九生十蘭のハムレットが特に好きだった。
2021/12/31
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