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ひまわりは恋の形

ひまわりは恋の形

ひまわりは恋の形

作家
宇山佳佑
出版社
小学館
発売日
2022-03-14
ISBN
9784093866392
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ひまわりは恋の形 / 感想・レビュー

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しんごろ

美しい物語に自然と涙が流しながらの読了。会えない日は全く連絡も取れず、1年でたった7日間しか会えない試練の多い遠距離恋愛。そんな環境で好きな人を待ち続け、想いを寄せるのはどんなに大変なことなのか。困難極める恋路の中、夢に向かってく日向と雫。真っ直ぐな二人だから、回りの人達との素晴らしい縁ができたのだと思う。試練に次ぐ試練。日向と雫はしっかり愛を育んでいた。どんなに美しい花が咲いていても、日向と雫の恋という名の花が、どんな美しい花よりも美しく誇り高く咲いていた。夏になったら、ひまわり畑に行ってみたい。

2022/04/16

machi☺︎︎゛

一年に一度、数日間しか起きられない女の子、雫。就活が上手くいかなくて毎日くさくさしている男の子、日向。「桜の花びら集めてみませんか」という不思議なバイトで出会う二人。前半は甘いラブストーリーだけど雫の病気もあって段々と読むのが辛くなってくる。雫の周りの人達の優しさ、日向と雫のお互いを想い合う気持ち、考えれば考えるほど切なくなってくる。若い子向けの本で泣くわけないと思っていたけど号泣だった。ひまわりの花言葉素敵だったなー。

2022/05/09

mike

1年に7日しか目覚めることが出来ない雫。しかも陽の光を浴びると僅かな生命も削られる病。一方何もかも上手く行かず希望の無い日々を過ごしていた日向。二人の恋バナである。向日葵の花言葉がその本数によって変わるなんて初耳だった。1本は一目惚れ、11本は最愛、108本なら結婚しよう。作中、日向の両親の表記が父母だったり名前だったり、これって何か意味があったのかしら。シチュエーション的には悲恋なのに、あれあれ🤔涙が出ませんで。ん〜今一つ心に刺さらず。

2023/06/11

よっち

大学四年生の春、就職試験に全滅した葵日向が、友人から紹介された不思議なアルバイト。怪しいと思いつつも、彼はそこで出逢った依頼主・雫に一目惚れする物語。希望をなくしていた日向を変えた雫の存在。彼女に振り向いてもらいたいと新たな一歩を踏み出した日向が知ることになる雫の秘密。一年のうちたった一週間しか逢えない事実に動揺しながら、それでも不安な彼女のために頑張って、関係を積み重ねてきた日向が直面する運命はなかなか厳しいと感じましたけど、彼が雫にもたらしてくれた切なくもとても素敵な思いが最後まで印象的な物語でした。

2022/04/12

茉莉花

葵井日向(アオイヒナタ)は、就活全敗の大学四年生。腐れ縁の霧島犀司に桜の花びらを集めて8月まで保管して欲しいというに内容のアルバイトを紹介してもらう。それは一年でたった一週間、夜にだけ咲くことのできる雪野雫との出会いだった。日向は雫に出会い必死に生きるようになる。2人が幸せになれる未来はあるのか?

2023/08/18

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