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宙ごはん

宙ごはん

宙ごはん

作家
町田そのこ
出版社
小学館
発売日
2022-05-27
ISBN
9784093866453
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宙ごはん / 感想・レビュー

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starbro

町田 そのこ、4作目です。最新作は、不器用な家族の愛の物語、感涙作でした。複雑な環境で育ったにも関わらず、宙は本当に良い娘です。今年のBEST20候補、本屋大賞にもノミネートされそうです。元気の出る魔法のふわふわのパンケーキを食べてみたい🥞🥞🥞 https://www.shogakukan.co.jp/pr/sora/

2022/07/18

さてさて

人が生きていく中に”食”は欠かせません。それは、どんな関係性の家族にあっても変わらないものです。この作品では、町田さんの作品に定番の親と子の関係性が描かれていく物語の中に、”食”を作り、食す場面が織り込まれることで、作品が重くなりすぎるのを中和する絶妙な効果を生んでいました。町田さんならではの美しく綴られていく文章に心地よい読書の時間を味わえるこの作品。美味しそうな”食”の描写の数々に、食欲が刺激されもするこの作品。そんな物語の中に、今の世の人々が思う家族の悩み苦しみ、そして喜びを見た、そんな作品でした。

2023/02/27

うっちー

私には少し重すぎました

2022/07/09

ミカママ

不思議なタイトルだなぁと思っていた。母親がふたりいる、主人公の宙(そら)ちゃん。料理の苦手な母親の助っ人で彼女の幼馴染かつ崇拝者のやっちゃんも登場して。影の主役は、主に宙とやっちゃんが作る美味しいお料理。いわく「思いがこもった料理は、ひとを生かしてくれる」。町田さん大ファンの読み友さんが、町田さんはこの料理を全部ご自分で作られて作品を執筆されたそう、と教えてくれた。辛(から)いことをいえば、彼らの抱える問題がどれも大きすぎるということ。犠牲になるのはいつも子どもたちだ。そして最終章は酷すぎるよ、町田先生。

2023/08/16

まちゃ

人とは多面的なもので、その繋がりの中から人間性が育まれていくのだと、考えさせられるやさしい物語でした。共感できることの多い、町田さんの集大成ではないかと思える作品。お薦めです。第二話からは、先が気になって一気読み。

2022/07/30

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