不思議カフェ NEKOMIMI
不思議カフェ NEKOMIMI / 感想・レビュー
starbro
本日の猫本第二弾、村山 早紀は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、白猫&黒猫魔法ファンタジーの佳作でした。 「不思議カフェNEKOMIMI」に行ってみたいにゃあ(=^・^=) https://www.shogakukan.co.jp/news/475468
2023/02/22
しんごろ
50代で頭痛が原因で亡くなった律子さん。亡くなるその日に魔法使いとなり、空飛ぶキッチンカーでカフェオープン。ファンタジーな世界を堪能することができました。怪談話も村山早紀さんにかかればお伽話に。気配りいっぱい、優しさいっぱい。律子さんの料理してる姿が楽しそうで、料理は間違いなく美味しいだろうなあ。良かったけれど、個人的には序章が長すぎる感じがしました。序章をスッキリさせて、物語の核となる本編を、もっと書いてほしかったかなと思いますが、気配りと優しさがほんわか溢れた物語であるのは確かでした。
2023/06/09
旅するランナー
不思議な旅するカフェ。善き魔法使いのカフェ。千の風になって、あちこち旅して、そっとお店を開いて、こっそり誰かを幸せにする。こそばゆくなる、おとぎ話世界。純粋で優しい心を失くした僕のような人間には、ケッ、甘ったる~って感じです。が、最後に反戦の訴えとか、神様の不在とかしっかりした主張を持ち込んでこられて、我慢して読み通して良かったと思えました。
2023/03/19
mint☆
謙虚に慎ましく生きてきた主人公の律子さん。物語の冒頭から悲しい出来事が起こる。その後に起こる不思議な奇跡で律子さんは魔法使いになる。と書くとなんだか壮大な物語が始まりそうだけど、この本の中にはただただゆったりとした優しい空気が流れている。黒猫のメロディと一緒にキッチンカーで旅をしてささやかな魔法を使い、人を幸せにする。そんな生活を覗き見させてもらってるみたい。読み終わるのがもったいないな。温かい紅茶を飲みたくなりました。#NetGalleyJP
2023/01/23
まちゃ
大人の絵本のようなファンタジー。もっとカフェの話が多いのかと思ったら、そうでもなかったです。ファンタジーテイストの作品のせいか表現が少し冗長かなと思いましたが、魔法の車に乗って旅する魔法使いと出会った人々の最後の回想は温かい気持ちになるものでした。
2023/03/24
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