KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

私はスカーレット (上)

私はスカーレット (上)

私はスカーレット (上)

作家
林真理子
出版社
小学館
発売日
2023-06-14
ISBN
9784093866774
amazonで購入する Kindle版を購入する

私はスカーレット (上) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書を文庫版で読んでいて、V巻が出ないなと思っていたら、文庫本から単行本に変わり、上下巻となりました。上巻は、文庫版のⅠ~Ⅳ巻なので、再読です。続いて、下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09386677

2023/07/29

sayuri

マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。スカーレット・オハラを勝手に優雅で上品な女性だとイメージしていたが想像を覆された。戦争なんて関心なし。興味は華やかなドレスとパーティー&男性にモテる事。過去イチ突き抜けた最強キャラだ。超ド級の自己中で自惚れ屋。好きな男にフラれ、やけくそで結婚した相手は挙式二ヶ月後に病死、17歳で未亡人に。波乱万丈にも程がある。戦禍に巻き込まれても逆境をバネに逞しく生きる彼女から目が離せない。

2023/08/20

まあか

1度映画を観たことがあるので、映像が浮かび上がってくる!小説なので、映画より詳細が知れて、わかりやすい。私はスカーレット・オハラが大好き!わかりやすくて、感情的で、清々しいくらい。生まれつきの美貌と華やかさに負けない勝気な性格!見ていて飽きないし、単純に面白い!この時代特有の、控えめで慎ましい女性像とは掛け離れているが、抗っていく姿も勇ましい。映画では、レッドバトラーに恋したが、この本を読むと、本当に嫌な奴!!俳優さんの甘いマスクに、やられていたな!笑 ストーリーは知りつつも、続きが気になって仕方がない。

2023/08/11

sofia

大学4年のとき『風と共に去りぬ』5巻を読んだ。(何十年前だ?!)新宿で映画「風と共に去りぬ」リバイバルを『ぴあ』で見つけて、見に行った。ヴィヴィアン・リーを思い出しながら読む。林真理子版スカーレットとても読みやすい、おもしろい。林さんはスカーレットオハラのような人を描くのがうまいし好きだと思う。スカーレットはりりしくたくましい。

2023/10/01

まぁみ

林真理子すげーな笑。スカーレットの一人称で丸っと名作を極上の作品に仕上げちゃうとは。泥臭くて人間の本性丸出しで、イライラするほど何様なスカーレットをこんなにも堪能出来るなんて、本家も映画も大好きな身として、新感覚でした。絶対つまらないはずだ、と読むつもりは無かった過去の私に「騙されたと思って読んでみな」とささやきたい。

2024/04/16

感想・レビューをもっと見る