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新・教場

新・教場

新・教場

作家
長岡弘樹
出版社
小学館
発売日
2023-03-15
ISBN
9784093866798
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新・教場 / 感想・レビュー

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starbro

4月の第一作は、「教場」シリーズの最新作にて10周年記念作品、長岡 弘樹は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。安定の面白さではありますが、少し飽きてきた感じがします。 4月スタートのドラマも観る予定です。 https://www.shogakukan.co.jp/pr/kyojo/

2023/04/01

いつでも母さん

良くも悪くも風間=キムタクで脳内再生されていた‥(汗)いや、面白いのだけれどね。新と銘打っているシリーズ最新作は第6巻目になる。初めて警察学校に配属されて第94期生36名と助教・尾凪が送る風間との半年間。プロローグとエピローグに6話の連作を映像がちらつきながらも一気に読んだ。長岡さん巧いわ。2話目『次代への短艇』が特に良かったが、ラストの『カリギュラの犠牲』も好み。あぁ、今夜からのドラマ・・やっぱり観ちゃうよねぇ。

2023/04/10

修一朗

ドラマを観るのと同じタイミングで読んだ。ドラマは刑事指導官時代のお話しでこっちは警察学校教官になったばかりのときのお話し。ワケありの警察学校学生は風間教官の目をかいくぐって卒業しようとするわけだけれども風間教官に看破されて警察学校を去ることになるのだ。尾凪助教の視点をつけ加えて工夫はしているけど学生たちは割とあっさり退場してしまうんだな。ドラマでは生徒側を豪華キャストにしてお話を膨らませていたのにね。風間教官が前面にでるのは十崎との対決の時なんでしょう。前作と同じコメントになっちゃった。次こそ。

2023/06/25

イアン

★★★★★★☆☆☆☆ドラマ化で話題となった教場シリーズ第6弾。右目の負傷により活躍の場を捜査一課から警察学校へ移した風間公親。初めて受け持つ第94期生たちが抱える嘘や悩み、警察官として相応しくない素性を独自の観察眼で見抜き、次々と退校届を突き付けていく。爪先の理論など少々強引な部分もあるが、序盤の何気ない会話や講義内容が上手く回収されており、一話完結となっているので連ドラ向きの内容といえる。時系列としては『教場X』の後、『教場』の前ということになるが、これほどタイトルと時系列が一致しないシリーズも珍しい。

2024/05/26

しんたろー

シリーズ第6弾は警察学校に赴任したばかりの風間…時系列的には1作目の少し前に相当するのか?助教・尾凪の視点を通して描かれる6編。風間という鬼才の下で鍛えられる尾凪に同情しつつ、このシリーズらしい味わいを楽しんだ。各編の生徒たちに纏わる話も原点回帰とも言える内容で、風間の洞察力に驚かされながら、その冷淡だけれど人情も垣間見える指導や判断に「これこれ!」と当初の面白さを思い出した。第1作の発刊時に「連続ドラマの原作に打ってつけ!」と当時の仲間が企画を進めていて応援したが、こんなに人気を得て6作も創られるとは!

2023/06/30

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