物語をものがたる 続: 河合隼雄対談集
物語をものがたる 続: 河合隼雄対談集 / 感想・レビュー
Gotoran
『物語をものがたる』の続巻。物語に深い関心を持つという心理療法家の著者と国文学者、作家との対談集(10編の古典と12名の対談者)。約20年前の出版ではあるが、全く古さを感じることなく、また対談故非常に読み易く、対話の中に引きこまれた。特に「雨月物語」(生と死の夢幻境 大庭みな子)、「源氏物語Ⅰ」(紫式部の女人マンダラ A.ガッテン)、「源氏物語Ⅱ」(愛と苦悩の果ての出家物語 瀬戸内寂聴)、「今昔物語Ⅰ」(民衆を癒す処方箋 W.ラフルーア)、「今昔物語Ⅱ」(現世は前世の報いの巻 佐竹昭広)が興味深い。↓
2013/03/26
言いたい放題
流し読み
2022/11/27
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