KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

夕映えの人

夕映えの人

夕映えの人

作家
加賀乙彦
出版社
小学館
発売日
2002-02-01
ISBN
9784093872416
amazonで購入する

夕映えの人 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

James Hayashi

著者が理系脳のためか登場人物を四、六、八、十二など漢数字で表し味気なさはあるが覚えやすい。男4人兄弟と医者であり中年からシルバー世代の時代を描いているので様々なことが起きる。ページを捲るたびに様々なことが起こる感じで飽きさせないが、お迎え20数年を描いているので詰め込み過ぎ感が強い。後半のストーリーは多分ご自身が体験したことを小説化したのであろう。ボランティアとして震災地で活躍されたと思われる。代代子の生き方に少なからず感動した。

2020/01/26

マリ

家族って好きでも嫌いでもこうやって続いていくし、子に孫に繋がっていくものなんだなと思わされる。時代は違っても家族の形ってそう変わらない。仕事で大変な思いをしていたり兄弟間で意見が合わなかったりとあったけれど、こういう淡々と過ごす日々ってあこがれる。

2013/04/24

S@YOPECO

この作者、本当にすごいと思う。誰もが?通る似たような人生が長々と書かれているんだけど、読みやすくて、飽きない。その間に、答えの出ない、ムズカシイ・・・けど、考えなければならない問題をちりばめてある。すばらしい~☆

2011/12/15

piece land

最後に阪神淡路震災にボランテイアに行ったところが東日本と重なった。ずいぶんいろいろな面で改善されているけれど、苦しみは同じだろう。関西の人と東北の人のちがいもある感じだ。

2011/05/15

感想・レビューをもっと見る