ガメラ監督日記
ガメラ監督日記 / 感想・レビュー
ヒデキ
平成ガメラを撮った金子監督による ガメラ1のオファーから、2の公開までの思い出が描かれています。 テクニック的というより、金子監督のそれぞれの場面での 心情が、とっても面白かったです。 1作ごとにヒロインチェンジは、たしかに行われてますね。 個人的には、監督の心情が、一番感じられたのは、やっぱり、3作目だなと思ってしまいました
2023/04/28
takeのすけ
映画監督 金子修介が98年当時執筆した本。著者の半生と95年の「ガメラ 大怪獣空中決戦」の話がメインである。リアル路線を目指す監督脚本家と、あくまで子供向けを要求する大映の対立が何度となく描かれる。平成ガメラ成功の要因の一つは伊藤和典の脚本であると思うが、知り合ったきっかけはアニメのシナリオのアルバイトだと言う。人のつながりは面白いものだ。
2019/03/24
echodeck
この15年の間、何度も読み返している本。今回も読んでみて、一本の映画を完成させるためには、外部の色んな思惑と戦いながら、何とか自分の作りたい物に近づけていかねばならないので、映画監督とは本当に凄い職業だと思う。特に、自衛隊の話に関しては、どう扱おうと右左翼から文句が出るので、日本で戦争アクション映画を作るのは難しいと改めて思った。
2013/03/10
浅西マサ
ガメラ監督日記だが、監督自身の過去の作品への振り返りが多くて。改めて金子監督の演出作品の引き出しの多さに感心。ガメラ監督日記ではあるけど三部作の記録ではないのだけど。そこら辺の補足は別売りのムックとかで補ったほうが良いかしら?演出におけるリアリティーよりも女優さんの可愛らしさを残す方を選んで樋口特技監督に「こらこら」とツッコミを入れられたりする事を正直に吐露していたりしている。それにしても巻末に本田猪四郎監督に会いに行く場面で、その仲介した人に思い入れがあったので、まさかここでと感極まりました。
2021/12/11
ゴルヴァチョフ書記長
特撮映画の舞台裏がよく分かる。 ガメラファンは必読の副読本。
2012/08/31
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