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家族が壊れるとき

家族が壊れるとき

家族が壊れるとき

作家
福島章
出版社
小学館
発売日
1999-03-01
ISBN
9784093872775
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家族が壊れるとき / 感想・レビュー

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ねこまんま

精神鑑定医の観点から、犯罪者をどのように見立てて、どんなふうに分析していくのかって言う過程のお話として読んだほうがいいと思った。子供の性的虐待なんて、子供の口から公的機関に訴えることなんてまずないんだし、逆に、両親殺してしまったあとに、「私は実の父親に犯されていて、母親はそれを知ってて見て見ぬふりをしてました!」っていったところでそれが真実かどうか追求しようもないもの。日本の司法は「死人に口なし」で加害者の言いたい放題で裁判が進行するわけで、常日頃、私はそれはとても不平等なことだと思っているだけに、この話

2014/07/26

chii

両親を殺害した女子大生、精神鑑定医が事件の深層を穿つお話。まさに、死人に口なし、、刑を軽くするための方便。。今の社会が抱える実相が映し出された事件だと思った。

2009/10/06

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