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戦中派焼け跡日記: 昭和21年

戦中派焼け跡日記: 昭和21年

戦中派焼け跡日記: 昭和21年

作家
山田風太郎
出版社
小学館
発売日
2002-07-01
ISBN
9784093873932
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戦中派焼け跡日記: 昭和21年 / 感想・レビュー

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勝浩1958

敗戦後の日本は、米の配給が滞り芋ばかり食べていたことがうかがえる。そのような生活のなか、山田氏がしばしば酒を痛飲していたことと、しっかり読書していたことが印象的でした。

2014/03/16

讃壽鐵朗

いやというほど、敗戦直後の実態をリアルに知らされて、うんざりするほどだが、それが現実であったのだから同情せざるを得ない。

2019/09/05

S_Tomo🇺🇦🇯🇵

作家・山田風太郎氏の昭和21年の日記。この年は日本にとっても重要な年で、敗戦の翌年、いわゆる「戦後」の始まりの年でもあった。氏の細やかな観察力で綴られた敗戦直後の日本人の凄惨な日常が読み取る事ができる。またこの年に氏のデビューとなる作品を書いているのがわかる。

2013/10/18

湯豆腐

とにかく米がない。芋、芋、芋、ときどき大根や南瓜を食べて凌ぐ1946年。勤労奉仕、集団疎開と学生同士の連帯があった前年にくらべて学生生活の記述はやや薄くなる。かわりに同居人高須さんの闇商売を手伝うことが増え、海藻でつくったインチキ糊を売りつけたり、肥料の転売で暴利を得ようとしたりする高須さんを危ぶみながらサポートする。厳しい食糧事情と預金封鎖によるインフレが招いた当時の都民の破れかぶれの努力が伺える。

2022/03/24

tekesuta

昭和30年代高度成長とは戦中派の復讐だったのか?

2010/01/23

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