和を継ぐものたち
和を継ぐものたち / 感想・レビュー
読書国の仮住まい
棋士 佐藤康光。 三味線奏者 上妻宏光。 篠笛奏者 狩野泰一。 武田流弓馬道 金子小四郎家敏。 和蝋燭職人 松井規有。 薩摩琵琶奏者 友吉鶴心。 大藏流狂言師 大藏基誠。 喜多流能楽師 塩津圭介。 漆作家 須藤賢一。 釜師 大西清右衛門。 香道御家流宗家 三条西公彦。 落語家 柳家家緑。 扇職人 荒井修。 文楽人形遣い 吉田玉翔。 尺八奏者 藤原道山。 鵜匠 山下純司。 刀匠 吉原義一。 尾陽木偶職人 玉屋庄兵衛。 書道家 武田双雲。 纏職人 岡本史雄。 江戸筆職人 亀井正文。 つまみ簪職人 石田穀司。
2024/04/16
じゃんけん
サクッと読めた。日頃あまり目にしない筆職人、蝋燭職人など取り上げられていたので面白かった。
2014/09/29
MAGASUS藤丸
ポッドキャストで、彼女が野茂英雄、中田英寿やイチローなどに絶大なる信頼を得るスポーツインタヴュアーとの認識だった。相手の懐に踏み込む独特な手法を潔くも心地よいと思っていて本を手にしたが、やはり彼女の面目躍如といったところ。雑誌『和楽』の取材で日本の国を代表する職業の「誇り」を紹介している。棋士佐藤康光、三味線奏者上妻宏光、篠笛奏者狩野泰一、薩摩琵琶奏者友吉鶴心、大蔵流狂言師大蔵基誠、喜多流能楽師塩津圭介、香道御家流宗家三条西公彦、落語家柳家花緑、尾陽木偶職人玉屋庄兵衛、江戸筆職人亀井正文、誰もが魅力的だ!
2011/02/19
Tomonori Yonezawa
【自腹】本棚減量作戦で解体〜スキャンの合間に再読。購入動機は手に取ると違和感を感じるブックカバー。私は読んだことも見たこともない雑誌「和楽」に連載されたインタビューを加筆修正したもの。読んだ感想はもう一声。人数減らしてももう少し1人の内面を浮かび上がらせるようなものが欲しい。2006年初版、棋士佐藤康光が将棋の最善手をコンピューターが解明するのは生きている間は無理でしょうと語っている。そのほか、三味線上妻・和蝋燭松井・漆須藤・釜大西・扇荒井・刀匠吉原・書道武田・江戸筆亀井あたりを再読して修了。
2018/08/19
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