わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!
わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ! / 感想・レビュー
ホッパー
世界を飛び回った若い頃の話から、1人過ごす晩年の寂しい気持ちまでが語られている。今の時間を大切に過ごそうと思える。仕事に熱意を持って取り組んできた人はやはり素敵だ。
2020/04/13
ぶんこ
まだほんの子供だった頃、著者の旅番組を楽しみにしていました。最初は著者の所作、言葉遣いの美しさに魅了され、番組内容にも興味を持つ年頃になり、旅への憧れが募りました。あの番組には台本がなく、全て著者が段取りから危機回避までに責任を持っていたとは驚きです。国外に出る事で日本の美しさ、良さに気付かされるというのに共感しました。シニアになってからは慣れない国に行く時には、良い添乗員が同行するツアーで行くのがよいとのアドバイス、身にしみました。88歳で意気軒昂。老いをも正直に綴られていて、いつまでも素敵な方。
2016/11/30
ミスターテリ―(飛雲)
子供の頃、日曜日の朝は芥川隆行のナレーションの「兼高かおる 世界の旅」が日課。当時は海外旅行などは夢の世界、まして女性一人、世界の映像と彼女のわたくしが・・から始まるセリフが印象的な大好きな番組であった。1959年から1990年までの31年間、移動距離は地球180周分、取材した国150、プロペラ機による世界一周の新記録を達成、その紀行文が週刊誌に掲載され,そこからジャーナリズムの世界に。最初の取材の国、ローマまで52時間かかったことや、取材スタッフは本人を入れて3人だけだったなど当時のエピソードが満載。
2021/03/31
Syo
いい。 昔、観ていた記憶があり、 淡路島の、ONOKORO にも何度か行ったけれど、 兼高かおるさん、 魅力的ですね。 おのころアイランドは …ですが。 為せば成る、 為さねば成らぬ何ごとも、 ですね。 北朝鮮問題が落ち着いたら クルージングしようかな。
2018/01/06
なにょう
昭和3年生まれの兼高女史。神戸出身、昭和29年には、米国留学。当時にしては断然恵まれていらしたのだろうけど。自分の祖母の同年代に、こんなにぶっ飛んだ方がいらしたとは。★複数の国を見てきた事から、ある一つの遺跡を見るにしても、同時代の他の国がどうだったかを知るため、世界史の本を持って行く。なるほど、複数の視点が必要なんだな。★国内旅行なら、洗面道具さえあればOK、テレビ出演でもノーメイク。凄いね。
2016/08/14
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