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キャットニップ

キャットニップ

キャットニップ

作家
大島弓子
出版社
小学館
発売日
2014-10-01
ISBN
9784093883832
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キャットニップ / 感想・レビュー

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mocha

【にゃんこまつり2022】MOE猫特集を見て大島弓子さんの作品を読みたくなった。グーグーを亡くした直後からの大島家。内猫12匹&のら5匹(日々変動する)に囲まれた毎日は壮絶で、大島さんはもう猫界のマザーテレサのよう。私のようにハンパな猫好きにはとても真似できない。せめても、縁あって一緒に暮らす猫たちには最期までいい家族であり続けたいと思う。今日も元気でいてくれてありがとう。

2022/02/23

ぶんこ

グーグーの本が終わってしまい、続いてキャットニップ。グーグーが天に召された後の大島家のニャンコと、時々訪れる野良猫たちの世界。今回は飼い猫たちの病気が多く、読んでいてため息連発。飼い猫だけではなく、野良猫たちの病気や怪我にも果敢に挑んでいました。これには頭が下がります。(私は外で猫にあっても・・さわれない)私と暮らした猫たちは、全て雌猫だったので避妊手術入院以外、通院したことはありません。多頭飼いは病気になりやすいのかなとも思いました。

2024/08/11

なるみ(旧Narumi)

図書館本。初の大島弓子さん作品拝読でした。タイトルのキャットニップとは、猫が好むとされるハーブの一種とのこと。悲しいエピソードもありますが、最後まで落ち着いた気持ちで読ませてくれた一冊でした。

2019/10/30

ぐうぐう

『グーグーだって猫である』がそうだったように、続編である『キャットニップ』も(その数が増えたことによってより一層)、猫が主人公の漫画のように一見思える。しかし、やはり主人公は人間なのだと思う。なぜなら猫は語らないからだ。猫が何を想い、感じているかは、あくまで人間の想像である。それが都合のいい解釈であるかもしれない可能性も含め、大島弓子はそのことにとても自覚的だ。猫との出会いや戯れ、あるいは目の前の死と、人間側の想像との隙間を埋める行為。大島弓子がこのシリーズを描き続ける動機は、ただただその一点ではないか。

2014/10/18

りちゃあど

前作「グーグーだって猫である」の頃からどんどん猫が増えていますが、それは故サバをはじめとした猫たちへの贖罪や悔恨、ご自分が癌で闘病され改めて命の在り方について考えられたからなのかなと勝手ながら思いました。様々な病気やケガについて描いてあるので、猫と暮らす者にとってはとてもためになります。以前に比べればペット保険もだいぶ充実してきましたが、外猫や老猫は適用外になるでしょうから治療費はバカになりませんね。ペットと暮らすにはそれなりの経済力が必要ということもよくわかります。

2016/05/28

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