ちいさなかみさま

masa

世の中の暗部や現実を独自の視点で発信し続ける石井氏だからこそ綴れる、と～っても優しい気持ちになれる23編の実話集。厳しく、矛盾に満ちていて、残酷ですらある世の中は合理的な正論だけでは生きていけない…。合理性の対極にある物語に触れることによって灯される希望や夢、勇気といった感情が私達の心を支えてくれるのだろうと思う。随所に挿入されている今日マチ子さんのイラストがまたとってもいいんだなぁ～。現実に少し疲れつつも日々頑張っている読友さんには特にオススメです♪1566

2015/04/23

はるき

日常にある細やかな幸福を集めた本。苦しいばかりが現実ではない、優しさも希望もきっとある。清涼剤のような一冊。

2016/05/16

こみっくま🍏OTONA JAM’S

2014年を締めくくるのにうってつけの本だったかも（＾－＾）ほっこりできる２３もの超短編たち。師走の忙しい時期の合間合間にとても読みやすかった。辛い事、悲しい事、不安な事・・・・そんな中にあっても人は小さな希望や夢、そして勇気を感じる灯火に出合う。それを著者は“ちいさなかみさま”と名付けた。数々のルポを上梓するために日本や世界を走りまわった石井さんが出会った人たちの温かく小さな奇跡の物語。読み終えて自分の中にも柔らかな灯りがともった気がする。

2014/12/31

カピバラ

物語も素晴らしかったが、なにより今日マチ子さんの、挿絵がふんだんに載っていてなんとも贅沢な一冊。ほっこりなりました。

2015/02/16

RYOyan

信じる者は救われる。ちいさなかみさまは確かにそこに居て、どうしようもない気持ちを拾い上げてくれる瞬間がある。つらいときに少しの勇気を、真っ暗闇を進むときに柔らかな灯火を携えることの大切さを知りました。

2016/07/13