ごてやん: 私を支えた母の教え
ごてやん: 私を支えた母の教え / 感想・レビュー
ナミのママ
【女祭り@月イチ】『坂の途中の家』があまりに後味悪い「母」だったので、違った視点からの「母」を読みました。稲盛氏が語る母と自分。おそらくこの「母」だって満点ではなかったと思います。それでも今の稲盛氏から見て、これだけ母を肯定できるのは素晴らしい。それはまさに稲盛氏が自分を肯定しているのと共に、モノの見方・受け取りかたが綺麗だからだと思います。自分に置き換えて、亡き母との苦い思い出ではなく、感謝の気持ちで振り返りたいと改めて思いました。
2017/05/25
おせきはん
稲盛和夫氏がご両親、特にお母様から温かく見守られながら育った経験を振り返り、ご自身の現在を築く土台になったことに感謝の気持ちを綴っています。利他の心の大切さには、稲盛氏の他の著書でもよく触れられていますが、利己心とのせめぎ合いに言及されていることは、あまりなかったように感じていたので新鮮でした。自分の心の入った「思う」気持ちも、大切にしていこうと思いました。
2019/03/12
BluePlanet
★4.5 2015年11月1日発行。稲盛氏の本はこれまで何冊も読んだが、まさに稲盛氏の原点ともいうべき母の教えに焦点を当てた本。さらには、人は何のために生きるかを著した人生論の本。子供の頃苦労するも母の愛情に包まれ育った稲盛氏。その後はまさに自己を捨て利他の為に生き続けた同氏の生き様には、本当に頭が下がる。80歳を過ぎた今も、育児放棄等で家族から離れて暮らすことを余儀なくされた子供たちの為に児童養護施設・乳児院を創設、さらには稲盛福祉財団の設立といい、真似はできないが、自分も利他の心で行動したいと思った。
2016/01/10
りんふぁ
当たり前のことしか言ってないけど、その当たり前がなかなか出来てないなぁ。簡単で素朴なのに難しい。
2019/07/15
ue3104
稲盛和夫氏の経営の原点となるべき考え方が育まれた背景。読んでいて、自分の両親への感謝と、自分の子どもに対する責任感を感じずにはいられなかった。立派な人になりたいと思う。
2023/05/17
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