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保育園義務教育化

保育園義務教育化

保育園義務教育化

作家
古市憲寿
出版社
小学館
発売日
2015-07-01
ISBN
9784093884303
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保育園義務教育化 / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

ヘックマンの「幼児教育の経済学」と同じような主張。まずは小さなことからコツコツと。「厚生年金保険保険料率」と「子ども・子育て拠出金料率」のバランスを見直すところからスタートかな。後者は前者の100分の1に満たない→ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/h27/h270901/13tokyo-h2709-2.pdf

2015/10/01

さらば火野正平・寺

テレビで見ても全く好感が持てない古市憲寿の本。本書でも表紙の薄笑い、文中も実名を上げて人をバカにしていたりするのだが、意味のある本だと思う。私自身は保育園に行くのが厭だった子供だったので、業務教育化すると聞くとうんざりな気持ちになるのだが、嫌がっていたからオレ今こんなにバカなのかしら?と思わされる海外の実験例があれこれある。一読に値する。待機児童に関しては、地方では信じられない面もある。子供を産むに当たって、地方に移住する人には助成金を出したらどうだろう?…等と、普段休んでる私の頭が動き始めた。

2016/03/16

みんと

確かに母性本能神話、母乳神話など作られたものを押し付けられてきた気がする。 孤立した中での不安で苦しい育児の中で、我が子をかわいいとさえ思えなくなるくらい追い詰められている母親もいる。 虐待する親を非難する記事を見かけない日はない。 少子化は問題ではあるがその前に安心して子育て、仕事復帰できる環境が整うことを願う。 しかし保育園建設の問題もいざ進みかけると近隣の人達からの反対が起きたりする。 介護の問題もそうだが周りに助けを求められる環境づくりは本当に大切である。

2016/05/12

まる

もし保育園が義務教育化されたら、一番の良いところは保育園に預けることに後ろめたさを感じなくなることだと私は思いました。その発想はなかった。確かに幼い子供を預けることには後ろめたさがあります。子供がかわいそうと思ってしまいます。思ってしまうものは思ってしまうんだから仕方ない。でも義務化すれば、義務なんだからと思える、それって気持ちを楽にするのに本当に大事だと思います。実際難し過ぎる政策ですが。保育園無償化、保育園増設、保育士の待遇改善の全ての財源について増税だけで説明するのはちょっと無理がある。

2016/12/10

えみ

テレビでお馴染み、クセのある若き社会学者の古市さん。あの話し方がそのまま本になった感じなので読みやすく、そしてたまに毒付くところが面白い。保育園義務教育化、今すぐ実現出来るかは別として大賛成。育児環境の問題は子育て中の方達だけの問題と取られやすく、とかくそれ以外の人にとっては無関心になりがちだが、あえて独身の著者が訴えることにより、どれだけ今の日本の育児環境が異常で、それが国の発展に影響を及ぼしているかが伝わる。母親の立場としては「よくぞ言ってくれました!」と拍手をしたいことばかり。ホントに実現を願う。

2016/05/21

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