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秋の森の奇跡

秋の森の奇跡

秋の森の奇跡

作家
林真理子
出版社
小学館
発売日
2006-04-28
ISBN
9784093933056
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秋の森の奇跡 / 感想・レビュー

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けいこ

林真理子さんらしい不倫本。40代、人生を四季に例えると秋。お金もキャリアもあり、順風満帆の主人公の女性が、突如沸いた夫の浮気疑惑や実親の介護問題に悩まされる。そんな中で出逢う男との甘い日々。妻でも母でもない、女としての喜びに酔いしれるが、所詮小春日和、本物の春では無い。弄ばれた屈辱から仕事モードに戻った先で新たに出逢った男性と。ん〜なぜまた?恋は意識してするものじゃ無いし、気付いたら落ちてしまうものだとは思うけど。女性雑誌の連載ものなので、ずっと先まで愛を誓い合うという女性の理想の結末ではあるかなぁ。

2023/04/30

そのぼん

ありふれた日常に生きる主婦の物語でした。その中にも、不倫・認知症・家族関係等々、避けては通れない問題が描かれていました。なんだか、鬱々とした空気の漂う作品でした。

2012/02/16

さぁや

主人公の裕子は同年代で、親近感わくかなと思ったけれど、あまりにも住む世界が違う。娘は小学校受験をし、高級家具屋の店長、時々パーティーがあり、夫以外の男性からもモテる。きらびやかだけど、母親の介護問題、夫との関係。どこにでもある女性の話ですよ風なんだけれど、別世界。介護問題はこういう実娘が、介護に関わってる人たちからすると1番たちが悪いのかも。時々しか来ないのに、親の老化を認めない、施設は大反対、意見を言う。兄嫁が怒るのも無理がないなと。 有りそうで無いような、ファンタジーとして捉えて読むのがオススメ

2021/10/02

olive

中途半端なストーリーでした。どうでもいい昼ドラの様な感じ。40代に突入して、家族に問題が起きても、やっぱり自分が一番。自分が愛されていたい願望。そして、不倫に走る。何だか、一昔前の話みたい。せめて、ラストシーンは、ワガママな主人公のどんでん返しを期待していましたが、それも無く・・。かなりがっかりでした。

2010/01/18

nyanco

確かに文章は本当にお上手。なのに内容がない。ヒロインはなんて嫌な女。このヒロインに、いったいどんな層が共感するのだろう?

2009/05/20

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