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SILENT NIGHT (GLOBE GRAPHICS 4)

SILENT NIGHT (GLOBE GRAPHICS 4)

SILENT NIGHT (GLOBE GRAPHICS 4)

作家
石田衣良
吉村和敏
出版社
小学館
発売日
2005-11-01
ISBN
9784093941297
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SILENT NIGHT (GLOBE GRAPHICS 4) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

日本とは明らかに異なる。カナダのクリスマスは、ほっとするような温かさに包まれている。あたり一面は白銀の世界。それにも関わらず、雪の景色はどれも温かい。家の窓から見える明かり、装飾されたイルミネーションにはぬくもりを感じる。そこに住む人たちの愛と喜びの声が聞こえてくるような気がするのだ。写真の合間には、石田衣良の3篇のショートショートストーリーが掲載されています。恋愛の名手は、カナダでも恋の駆け引きを描いてくるのだな。まぁ、こんな美しい景色を見ていたら、恋のひとつやふたつ、生まれてもおかしくないですけどね。

2013/08/31

すみの

聖夜の喜びを伝える各家のデコレーション。夜には電飾が点き更にその美しさが増す。家の中でも外でも聖夜を待ち、そして過ごす楽しさと嬉しさが伝わってくる。加えて石田衣良の短篇3作収録。★カナダひとり旅、通りすがりに家に招かれ家人の温かさに触れるイブの夜『CANADIAN STARS』★不倫清算のための最後の待ち合わせ、ポケットには小さな最後のクリスマスプレゼント『30回目のクリスマス』★イブの朝、旅先ケベックで出会った日本人男女。東京での再会を期待『東京で会いましょう』

2017/05/19

いずむ

静かで寒々しくて、すこし寂しい風景。だけど脳裏に浮かぶのは、賑やかで温かな"家族"の姿。逆説と想像がもたらす美しさだ、と思った。あたたかな光に照らされた雪が、息も凍る真冬の寒さを教えてくれる。「人が写っていない」、その寂しさがあればこそ、玄関の向こう、愛に満ち溢れた家族の抱擁が見える気がする。写真と掌編。画と言葉。お互いの描けないモノを際立たせながら、補い合う。一枚毎、写真の中に"登場人物"が現れ、ドラマが始まる。文字情報だけのヒロインが、雪と光のカナダの街を歩き出す。そうか、クリスマスって、温かいんだ。

2013/08/24

べるめーる

今の季節にぴったりの写真集。吉村和敏さんのクリスマスシーズンのカナダの写真と、石田衣良さんのショート・ストーリーが3編。イルミネーションに彩られた街並みや、ぬくもりのある家の中の風景、静寂につつまれた自然の景色など、どの写真も美しくて物語を感じる。素敵でした。ショート・ストーリーの方は何かちょっとチープに感じられ、あまりハマらず。恋愛モノが好きな方は楽しめるんじゃないかな。

2013/12/20

千尋

図書館で立ち読み*吉村和敏さんの美しいカナダのクリスマスの風景写真と石田衣良さんのクリスマスに関する短編小説がコラボレーションしている本です*クリスマスの温かみが伝わってきます*

2013/04/14

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