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日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 (第9巻) (日本の近代猪瀬直樹著作集 9)

日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 (第9巻) (日本の近代猪瀬直樹著作集 9)

日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 (第9巻) (日本の近代猪瀬直樹著作集 9)

作家
関川夏央
鹿島茂
船曳建夫
大岡玲
猪瀬直樹
出版社
小学館
発売日
2002-07-31
ISBN
9784093942393
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日本の近代 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男 (第9巻) (日本の近代猪瀬直樹著作集 9) / 感想・レビュー

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tamami

前回取り上げた『やまと言葉で…』の著者竹内さんと猪瀬さんは同じ高校の同窓・同学年という。本を読むことの楽しみの一つに、そんな奇縁とも言う事柄がひょこっと顔を覗かせては、その意外な広がりに気づかされることがある。本書は、猪瀬さんが自分の故郷でもある北信濃を唱った島崎藤村の「千曲川旅情の歌」にある「濁り酒」の背景を探るところからスタートする。物語は、藤村、高野辰之、井上武子等の信州に繋がりのある人々から、大谷光瑞、岡野貞一といった明治から昭和に掛けて我が国の文化・芸術活動を支えた人々の足跡にまで、説き及ぶ。→

2021/07/28

へくとぱすかる

「ふるさと」をはじめ、今も歌い継がれている唱歌のかなり多くを作詞した高野辰之、作曲の岡野貞一の生涯を中心に、大谷光瑞、島崎藤村の若かった時代が複雑にからんでいく。高野の姪にあたる人のロングインタビューが軸で、音楽関係の記述は少なめだが、清濁とりまぜての伝記が興味深い。この本が出たころは、まだ明治の人物を直接知る人が健在だった時代だったのか、と意外な思いがした。

2017/01/17

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