大事なことはみーんな猫に教わった (小学館文庫 R た- 1-1)
大事なことはみーんな猫に教わった (小学館文庫 R た- 1-1) / 感想・レビュー
lonesome
よく猫みたいな人って表現を聞くけど、猫みたいってどういうのを指すんだろう。少なくとも自分は猫にそっけなくされたことはないし、猫も十人十色、いや十猫十色だ。だけど猫ってどうしてよりによってこちらが大事にしてるものを狙いすましたかのようにイタズラをするのだろうか。それに背中をよじ上ったり肩に飛び乗ってきたり、何度痛い思いをしたことか。けれど彼や彼女らは決して嫌がらせでそうするわけではないのだ。媚びてるわけでも悪意があるわけでもなく、本能のままにそうしたいからする。それも素敵な魅力だ。
2014/07/31
キジネコ
「夢を みるべし」と 最後のページで猫が 教えてくれます。僕らは 何が大事なのか? 多分ちゃんと 知っています。知ってるけど 夢も、大事なことも 見ないで済ませる 理由を上手に見つけています。 不安を隠すことや 求められる役回りを演じること 社会のおける 位置の確認や評判を気にして 得られるものに安心する・・・ 日々から「ぼくらの夢」は遠ざかり より手近で現実的なものに姿を変える。良い人をやめて もう少し わがままになって サイズダウンした 夢の束縛を解いてみるのも悪くない。空飛ぶ夢を見る、猫みたいにね。
2014/06/05
tera。
猫を飼っている人には全てが「猫あるある」なんだろうか(笑) こんな風に生きられたら、きっと楽なんだろうけど人間にはなかなか難しい。 それでも参考になることが幾つもあって、考え方一つで肩の力が抜けるみたい。*自分自身を楽しむべし。*自立を失わず人を頼るべし。*愛されるべし。*夢を見るべし。 イラストも可愛いし、訳者の長谷川俊太郎氏の「あるがままの猫とうまくやってゆけるなら、あなたはどんな我が侭な恋人とも、自分勝手な夫とも、幸福に暮らしてゆけるにちがいありません」という言葉が印象的な一冊。
2014/09/19
ナヲ
「踏まれたら怒れ」「踏まれたことを忘れよ」「うしろめたく思わないこと」くすっと笑える教訓ばかり。猫になりたい。でも猫アレルギー。
2019/02/16
あこ
猫ちゃんはいつもマイペースだからこそ癒されますし、自分に気づきを与えてくれたりもします。猫ちゃんを通して自分らしく過ごすことの大切さを伝えているんですね(^^)
2019/03/05
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