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小学生に授業 (小学館文庫 R か- 2-1)

小学生に授業 (小学館文庫 R か- 2-1)

小学生に授業 (小学館文庫 R か- 2-1)

作家
河合隼雄
梅原猛
出版社
小学館
発売日
1998-05-01
ISBN
9784094024517
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小学生に授業 (小学館文庫 R か- 2-1) / 感想・レビュー

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がんぞ

知らないことが多くて情けない。河合隼雄の道徳の授業は言葉の通じないエイリアンに対して「身体を動かして意思を伝える」シミュレーションをしたりする。倫理とは究極的には言葉の通じない同士の意思疎通の手段だろう。だけど知るに遅すぎることはない。小学生向けの講義でも手を抜かず当代一流が最新の知見を披露するうちには、人生の本質的なことに触れる場面も出てくるわけで。思うに「早い時点で人生の方針を決める方が有利」しかし「専攻に関係ない分野の知識が人生を豊かにする」。知的水準と出生率の反比例という原則はどう克服されるのか?

2015/04/24

さとちゃ

日本文化研究所の所員が、隣接する小学校で各自得意分野、語りたい分野を授業する。 講義形式ということもあり、社会人参加の大学の講義のように思えた。 小学生にこの内容を行った意味、文庫化した意図がわからない。 普段授業をする教師が支店を変えるという見方ではいいのかもしれないが、一般人が読んで参考になるものは少ない。 各講義者は授業の終わりに、夢を持て、諦めないで、世界について考えよう。などど、働きかけの言葉を入れているが、子ども達であれば感動する内容な気がする。 彼らだった意味はなんなのだろう?

2013/06/06

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