魂の家族を求めて: 私のセルフヘルプ・グループ論 (小学館文庫 R さ- 3-1)
魂の家族を求めて: 私のセルフヘルプ・グループ論 (小学館文庫 R さ- 3-1) / 感想・レビュー
Baron
自助グループについて、非常に深い考察をしている一冊だと思う。 特に依存症、共依存、アダルトチルドレン、虐待などに興味がおありの方は一読をオススメする。 現代社会の対人関係において、「パワー信仰」と「他者に対するコントロール欲求」は、あまりにありふれており不可避なものなのであるが、確実に我々を生きづらくさせている。 そこから脱却するには、己の無力(パワーレス)を認め、対人関係における支配・服従や、上か下かといった価値観や生き方を修正しなければならない…。 一回だけとはいわず、何回も読み返したい一冊である。
2015/02/16
アマテラス
SHG(セルフヘルプグループ)の事を知るのには最適な良書。 仕事でも活用できるクォリティーです。
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