千里眼岬美由紀 (小学館文庫 R ま- 2-8)
千里眼岬美由紀 (小学館文庫 R ま- 2-8) / 感想・レビュー
山下哲実
「千里眼の瞳」よりもスケールが広がり面白さ倍増していました。
2014/10/02
ヴァーノン
千里眼メフィストの逆襲の後編。 反目していた美由紀と李秀卿が拉致問題や911のテロ、アフガンの戦闘地域での脱出劇を通じて、互いを認め合い、心を通わせていく姿はグッと来る。 祖国北朝鮮に身を奉じながらも、心の奥底で争いのない未来の世界平和を願う李秀卿の純粋さが垣間見えるラストは印象的だった。 It's a small world…いいですね。
2018/12/14
鬼平
今回も楽しめました。メフィストコンサルティングのダビデがちょいちょい現れる。もしかして人の心の中に、誰にでもいるやつかもしれない。迷いとか悩みとかそんな時。解決するのはやはり自分しかない。決して環境のせいではない、自分が変わるしかないのだろうな。
2019/09/27
詩界 -うたか-
#読了 「メフィストの逆襲」かの続き東京カウンセリングセンターが爆破される!?ダビデは笑い「千里眼の君が数々のチャンスを逃し見破ることが出来なかった理由をきちんと考えることだ」と言う。北朝鮮に拉致されたとされる星野亜希子は無事なのか◆大波乱が巻き起こった今作。単行本版は絶対見なくては、と思いつつ、嵯峨が自由にカウンセリングを生き生きとこなしているのがとても印象的に残る物語になってます。一方で美由紀は、美由紀にしか出来ないことをこなす。それは嵯峨との約束であった。蒲生といい、サブキャラもしっかり書かれた物語
2019/11/01
hide
前編「メフィストの逆襲」と合わせての感想。前編の美由紀の自衛隊時代の姿を描いた部分がすごく印象深い。9.11の現場に美由紀を居合わせるとは、松岡さんかなりぶっ込んできましたね。エレベーターの場面は「あり得ないだろ」だけど、でも、これが岬美由紀!松岡ワールド炸裂の2作でした。
2015/10/05
感想・レビューをもっと見る