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マジシャン (小学館文庫 R ま- 2-9)

マジシャン (小学館文庫 R ま- 2-9)

マジシャン (小学館文庫 R ま- 2-9)

作家
松岡圭祐
出版社
小学館
発売日
2003-05-01
ISBN
9784094032598
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マジシャン (小学館文庫 R ま- 2-9) / 感想・レビュー

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やまだん

マジックを題材にしたミステリ。また,コンピューターウイルスによる金融テロを未然に防ぐという目的と,マジックのタネを利用した詐欺行為の謎を解くという二つの捜査をテーマとした警察ミステリでもある。ヒロインであるマジシャンの里見沙希の存在も含め,マジックの部分は読み応えがある。しかし,主人公である舛城警部補の描き方を含め,警察小説としてはリアリティに欠ける。全体的に冗長で散漫な印象もある。面白くないわけではないが,松岡圭祐であれば,シンプルに仕上げるなどして,もっと面白く描けたと感じる。惜しい作品(50点)

2017/10/21

ヴァーノン

著者の作品を色々と物色しているなかで、自分もかつて(演者側として)はまっていた「マジック」というタイトルに惹かれて購入。 作品のなかで、色々なマジックのタネとなる部分やトリックとなる技法などにも触れられていて、最初はこれはいいのかと思っていましたが、恐らく実際に演じたことのない人はタネを知っても、目の前では魔法に見えると思いますし、後書きでの著者の解説で納得。 マジシャンって、舞台等で演じる職業ですが、他のエンターテイナーと違い、やはりある意味で異質なんだなと感じましたし、ヒロインの気持ちも分かりました。

2017/08/05

さゆ

普通に面白かったです。一気に読了しました。まぁ、所々唐突な感じがする部分もあったけど、詐欺師は澄んだ目でうそを突き通すってことで黒幕の豹変ぶりも飲み込める範囲でした。舛城刑事の人間味にほっとできてよかったかなぁ。マジシャンとしての沙希の今後や、科捜研の彼女はちょっと気になる。続編読んでみようかなぁ。

2014/05/28

sosking

マジシャンの見習い沙希が、刑事と共に詐欺事件を解決していきます。途中、マジックの種に関する話も出てくる。親指のパームトリックなど、意外と分からないんだよね。

ga-ko

結構前の小説だったようだが、すごく新鮮。最近、手品を見る機会は減ったが、数々のトリック。頭がよくないと全然しくみがわからない。

2023/11/08

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