蒼い瞳とニュアージュ (小学館文庫 ま 2-11)
蒼い瞳とニュアージュ (小学館文庫 ま 2-11) / 感想・レビュー
ヴァーノン
松岡圭祐氏のちょっと古い作品ですが、一風変わった女性臨床心理士、一ノ瀬恵梨香が新宿の雑居ビルでの爆発事件をきっかけに呼ばれ、次なる爆破予告の阻止に向け、内調(内閣情報調査室)の宇崎とコンビ?を組んで奔走する。催眠シリーズを幾つか読んでいたが、恵梨香は子供っぽい所や無鉄砲なところもあり、催眠の岬美由紀とはタイプが違って面白い。ストーリーとしては現実離れした所もあるが、松岡エンターテインメントとして楽しめた。最後は映画「スピード」さながらのドキドキ感( ´∀`)
2018/01/03
ゆずな
またもや臨床心理士の話。以前よく読んでいた千里眼シリーズの岬美由紀とは一味違ったタイプの臨床心理士で、美由紀の完璧で何事も卒なくこなす感じとは違い不器用なとこもあるけど真っ直ぐ向き合う姿勢があって恵梨香はかっこいいというより可愛い一面もあった。彼女一人でなく、宇崎もなかなか行動力があり2人が実は支え合っている印象があってとても良かった。続編も読みたい。
2014/09/21
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第3のカウンセラー一ノ瀬梨香に期待したけど、臨床心理士としては岬美由紀が数段上ですね。なので、このキャラのシリーズ化はきびしいかな。でも、爆弾を積んでパイプライン内を疾走する場面は「千里眼」シリーズばりにスリリングで緊迫感はありましたね。まあ、単一の作品としてはおもしろかったです。
2015/10/20
terukravitz
★☆☆☆☆
2018/04/13
naginuko
ちょっとスケールの落ちた万能鑑定士シリーズの後に読んだので、またも松岡エンタメ炸裂といった大胆な設定と劇場型犯罪。クライマックスは映画「スピード」さながらの疾走感で、ご都合主義と言われようがベストな着地だったと思う。新シリーズが楽しみだ。
2015/08/04
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