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誤診 (小学館文庫 R よ- 3-1)

誤診 (小学館文庫 R よ- 3-1)

誤診 (小学館文庫 R よ- 3-1)

作家
米山公啓
出版社
小学館
発売日
2003-12-01
ISBN
9784094058918
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誤診 (小学館文庫 R よ- 3-1) / 感想・レビュー

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オーキドさん

お医者さんが医療の内幕を暴いた小説とか。医療ミスを描いた本は多数あり、この本もあっという間に読めました。医者と看護婦との情事や、医薬品や医療機器メーカーとの癒着、院内派閥闘争、家庭環境、過酷な労働条件など、よく語られる。医療ミスは私達シロートで暴けるものでもなく、内部からの告発とか無いと難しいんだろう。企業の不正会計や不正検査も同じ土壌だと思う。ただ医療は人の生死に関わるため、本当に倫理観が高くないと務まらない。逆に生死に一喜一憂しない、図太い神経がいるのかも知れません。

2019/06/22

miyamo

2011/09/07

れん

上野樹里主演の「アリスの棘」に、話のべースがほとんど同じ。中学生の時に、親が医療ミスで死亡してしまった主人公。成長して医師となり、真相をさぐるために、医療ミスを犯した医師が経営している病院に勤務するという内容。小説としては内容が薄いですが、最後まで読めたので、面白くないわけではない。

2014/09/19

koba

タイトルに惹かれ読んでみましたが、中途半端な内容。曳田院長は母の病気を誤診した張本人。しかも、看護婦とは愛人関係。その看護婦も嫌がらず院内で何度も交わる。そんな院長に心がぐらつく主人公。医療がテーマの小説というよりは低俗な男女ものという感じ。病院経営の難しさの実態は少し垣間見ることができた。★一つ。

2014/08/30

Chokomoru

出だしを読むと、今TVで放映されている「アリスの棘」を思い浮かべました。しかし、読み進めると、ミステリーというかサスペンス的な設定が若干施されているものの、そういう展開にはならず、「誤診」というキーワードのもとに、医療という独特な社会を描いただけの作品で、最後は若干シニカルな感じで落としていますが....?

2014/06/10

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