利他: 人は人のために生きる (小学館文庫 せ 1-5)
利他: 人は人のために生きる (小学館文庫 せ 1-5) / 感想・レビュー
フジマコ
利他、この言葉を意識する様になったのは稲盛さんの本を読む様になってから。稲盛さんを意識する様になったのは会社の利益を増やすことを真剣に考え始めた時から。利他の根底に利己があってもいいんでしょうか?世の為人の為は巡り巡って自分の為…この考えはアカン事なんかなぁ?よく分かりません。この本の中で寂聴さんも稲盛さんも凄く人間的なオーラを放っていらっしゃいます。真面目な本かなと思ったけど違いました(^^)お坊さんの言葉を読みながら実家に帰り、幼馴染の坊さんの後ろで40分間の正座に耐えずっと寂聴さんと比べてました。
2014/10/19
みねたか@
瀬戸内寂聴と稲盛和夫。功をなし得度して今もなお世の中への働きかけを続ける二人。東日本大震災を契機とした対談。寂聴氏は半年に及ぶ腰椎圧迫骨折の療養から回復したばかり,稲盛氏はJALの立て直しの最中長らくやめていたタバコを再開。二人の対話は,苦しみを受け止めるしなやかさと慈愛にあふれる。すべては流転する。うまくいくときばかりではない。不慮の死という苦しみを引き受けてくれた震災被害者への感謝の念を忘れずに,現状や結果を正面から受け止めてしっかり生きよ。その言葉は暖かい陽射しのよ うだ。
2019/06/26
Mark X Japan
この対談は、人生を達観した二人の有難い言葉に満ちています。何のために生きるのか、どのように生きるのかを考えさせられました。阿川佐和子さんの解説もよいです。☆:4.0
2014/03/16
三上 直樹
瀬戸内寂聴と稲盛和夫、二人で談論風発に語り合う対論。あまりに彼我に違いがありすぎて、心に響いてきませんでした。
2015/12/16
ジャスミン
遺言のように読んだ。 想像力をもっと鍛えたい。世のため人のために働く。知らず知らずに利己的になる自分に敏感になりたい。
2022/09/24
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