慚愧の赤鬼 修法師百夜まじない帖 巻之二 (小学館文庫 ひ 12-2)
慚愧の赤鬼 修法師百夜まじない帖 巻之二 (小学館文庫 ひ 12-2) / 感想・レビュー
岡本匠
平谷美樹は結構沢山書いているなぁ。 この本は、修法師(ずほうし)百夜(ももよ)まじない帖の2冊目。また、2巻目から読んでしまった。 修法師というのは、物の怪を調伏する職業のことらしい。平谷美樹にゴミソの鐡次というシリーズがあるが、彼と百夜はおなじ長屋に住んでいるという設定。 江戸を舞台にした、付喪神退治が中心となるが、それだけ昔は古い物が大事に使用されていたということだろう。 自分の家には古い物など何もない、すぐに壊れていく物ばかり、付喪神も寄り付きようがない。寂しいことだ...
2015/12/26
外道皇帝
修法師百夜シリーズ2冊目。今回も付喪神中心にお祓い大作戦。恨みや呪いなどといった負の思いもあるけど、心残りや愛情など正の思いもあってあまり暗くならないこのシリーズ、気軽に読めて好きです。
2014/12/18
デジ姫
百夜と佐吉のコンビますます絶好調。付喪神に名をつける佐吉、前作よりもずっとしゃれた名前を付けるようになりちょっと嬉しい。
2018/03/21
めにい
冬の蝶がとても面白かったし、姉妹編と言ってもいい「ゴミソ」シリーズもよかったので、期待が大きかった。ちょっと大きすぎたかな。登場する付喪神たちは一つを除いて作品タイトルほど怖くない。最後の作品に登場した人物。これからもかかわってくるのかしら?悔しさと焦りを持った百夜の顔はやはり美しいのでしょうね。
2014/05/13
イシカミハサミ
百夜と左吉の関係性が、 なんとも微笑ましい感じになった2巻。 1巻と変わらず短編形式でサクサク読める。 最後には、物語を終わらせそうな剣客が現れる。
2018/03/04
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