蜜の味 (小学館文庫 た 28-1)
蜜の味 (小学館文庫 た 28-1) / 感想・レビュー
真香@ゆるゆるペース
再読。壇蜜さんの自伝的エッセイ集の文庫化。芸能界入りする前の半生から、恋愛や性愛体験のことが赤裸々に綴られている。セクシーなだけの薄っぺらいお姉さんとは別格だなぁと思うのが、丁寧で綺麗な言葉遣いから聡明さやユーモアが滲み出ているところ。それなりに苦労も経験し、教養も持ち合わせている方だからこそ同性の支持も得られて、あの色気につながっているんだろうなと思う。それにしても、男性(殿方)の立て方をよく心得ていて感心。なるほどなーと、参考になる話も結構あった。同い年だし、これからも応援しています。
2021/07/09
おくちゃん🍎柳緑花紅
あっぱれ!おおらか!ちょっとエッチなお姉さんは中学生の時のあだ名が「愛人」。カメラマンさんは「結婚していないのに未亡人みたい」「いかにもワケありって感じがプンプン」と言ったとか。納得だ。おっとりしていて知性も感じられる。気品さえも。どこにも私と同じところはないなぁ~というか真逆?と思っていたら最後の方に一つだけ共通点。私も足の小指にツメがほとんど無い。そこだけ(笑)最後の直筆の文字は少しイメージが違った。男前な文字。きっと彼女は男前なのだ!
2017/04/03
lonesome
「生と死、そして性――壇蜜は、この3つの要素を体現している存在でありたいと考えています」(p.58)「飾らない自分でいたい、クリアでありたい。そう、もしかすると裸でいることが自分にとって清楚なのかもしれません」(p.103)自分が壇蜜師匠にシンパシーを感じるのは、自信のなさ加減に共感を覚えるからだろうか。でもきっと恋人としては自分と壇蜜師匠とでは噛み合わないだろう。友達としても噛み合わないかもしれない。だけど、飾らない素の自分をさらけ出しあったらどうなるだろう。そう考えるとおもしろい。
2015/09/06
かめぴ
壇蜜日記前か、久しぶりの壇蜜にこの人も結婚したんだなぁとしみじみ読む。凄くしっかりた地に足をつけてる人だとやっぱり思う。
2020/02/20
AU.Step
「壇蜜」というキャラクターを作り上げて、それを維持する努力を惜しまない人、真面目な性格の人、なんだろうと感じる。これまでの経験を少なからず公開しているが、そこに哲学というか含蓄があって面白い。
2019/09/04
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