南下せよと彼女は言う (小学館文庫 あ 25-3)
南下せよと彼女は言う (小学館文庫 あ 25-3) / 感想・レビュー
らむり
1話1国の短編旅物語集。旅行、芸術、歴史好きな方にはおススメ。オランダ→スイス→フランス→ドイツ→イタリア→スペインときて、最後はヨーロッパのどこの国だろう?と思ってたら、最後はアメリカというオチ。けれどそのアメリカが一番面白かった。
2014/09/12
とりあえず…
ヨーロッパを中心に旅先での悲喜交々。さらっとし過ぎなきらいがあり、小説というよりはオシャレな紀行文といった面持ち。深い話を求める方には向きませんが、それこそ旅のお供なんかには丁度良い感じで、読後感もすこぶる爽やか。
2016/10/12
keith
ヨーロッパを中心とした7か国を舞台にした短編集。旅先での出会いや、旅に出ることによって抱えている悩みや憂いを見つめ直すというお話です。「ピアッツァへようこそ」が楽しい話で面白かったかな。すべて行ったことのない街ばかりで行きたくなってきました。
2016/05/04
クキモン
初読みの作家さん。ヨーロッパ都市とハワイの情景の描写が素晴らしく、部屋にいながら世界中を旅した気分になりました。
2018/11/23
オーラ
小説というより、紀行文のようでした。舞台となるヨーロッパ諸国へ実際に行ったことがある人には楽しめる内容なのかもしれないが、旅の感想文、説明文を読んでいるようで辛かった。どこへ行って何を見たかばかり詰め込まれすぎていて、思いを抱える主人公たちの心情が心底伝わってこず、焦点があやふやだった。物語を求めた私には辛かった。有吉佐和子さんの娘さんだったのですね。知らなかった。
2014/12/01
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