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ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 (小学館文庫 こ 2-1)

ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 (小学館文庫 こ 2-1)

ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 (小学館文庫 こ 2-1)

作家
小林よしのり
出版社
小学館
発売日
2014-11-06
ISBN
9784094061024
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ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 (小学館文庫 こ 2-1) / 感想・レビュー

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mitei

日本にある皇室について著者の感覚から分かりやすく書かれていて、天皇論入門に最適と思う。よく最後の女性天皇でもいいとの表現について評価を落としている人に驚く。この本が出たあと著者は宮内庁の宮中行事に呼ばれていたが的外れの意見ではないことの証左なのではと思う。

2016/01/17

Tetchy

日本人ならば読みべき作品であると読後の今、非常に強く思った。よくもこれほどまでに天皇の存在を正しく、そして天皇を取り巻く現代日本の思想家の危険性を描き切ったものだ。これは非常に意義高い仕事である。私は右翼思想に傾倒しようとは全く思わないが、天皇の存在意義、そしてその尊さが読む前とは明らかに身近になった。古くは中国の皇帝からGHQ、さらに左翼の思想家による心なき批判など幾多の苦難を乗り越えて今なおその存在を維持している皇室。明らかに読む前よりも天皇、皇族に対する尊敬の念が増し、そして好きになった。

2015/03/14

おさむ

10年ほど前、天皇入門書として一世を風靡した本著。改めて読むと小林よしのりのサヨクバッシングが甚だしい。マンガだから誇張するのは仕方がないが、悪意すら感じる。成る程と思ったのは、大東亜戦争中に小学生だった「少国民世代」は天皇は神という教育を受けたが故に戦前の日本全体が天皇制狂信国家だったと認識しているという説。また、皇室祭祀の知識がなくなったのは、GHQにより祭日の名が変えられたため(新嘗祭など)という説も説得力がある。全体的には右に偏り過ぎな印象ですが、今はこうした考え方が主流なのかもしれませんね。

2019/09/16

軍縮地球市民shinshin

評判が良かった本だが、遅ればせながら中古書店で購入。なかなか面白い。戦後民主主義は、皇室の仕事というとあちこち出かけて行って手を振るだけだという印象が強い。これはマスコミ報道のせいだろう。天皇の仕事は「祈ること」である。原武史『昭和天皇』の批判も適切だ。僕もあの本は史料のつまみ食いと意図的な曲解に基づいており、天皇という存在を不当に貶めるプロパガンダとしか思えない。よくぞ言ってくれた。左派的言説をすれば今では学者はマスコミの寵児となるのだ。古代の倭の五王は姓を「倭」と名乗っていたというのは知らなかった。

2018/07/27

maron

天皇とは何か?その歴史や天皇について、よくわかる内容だった。皇室や祭祀など、知らずにきたことが多すぎる。学校で習ったのは憲法の一文ぐらいとしか記憶になく、本当にきちんと学んでこなかった。今は、私のように日本人なのに、天皇や自分の国のことを知らなさすぎる人はたくさんいると思う。それでいいのかなと本当に疑問に思う。もっと知りたくなったので、他の天皇や皇室の本を読んでみようと思う。

2015/02/11

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