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海難1890 (小学館文庫 と 8-5)

海難1890 (小学館文庫 と 8-5)

海難1890 (小学館文庫 と 8-5)

作家
小松江里子
豊田美加
出版社
小学館
発売日
2015-11-06
ISBN
9784094062366
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海難1890 (小学館文庫 と 8-5) / 感想・レビュー

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すこにゃん

トルコ、エルトゥールル号、イランイラク戦争といったキーワードの繋がりをご存知ない方には是非お薦めです。テヘラン空港でのトルコの人々の熱い行動には涙なくして読めませんでした。これからもトルコと日本の友好が続きますように。

2016/01/03

シン

少し前に同じ人エルトゥールル号遭難事件を扱った『海の翼』を読みました。個人的にはそちらの方がよかったです。やはり、トルコとの友好125年を記念して昨年公開された同名の映画のノベライズ版ということでだいぶ端折られていたような感じがしました。いずれにせよ、当時の樫野の人たちの心意気は、今の日本人にどれだけあるのでしょうか?

2016/03/11

ポチ

日本人(紀井大島樫野村)が行った無償の救命行為が、百年後に今度はトルコ人によって為される。この事実は決して忘れてはいけない事だと思う。どうか語り継いで行って欲しい。

2016/04/01

のぶのぶ

100年後の恩返し。トルコの船、エルトゥールル号の海難事故に対して、紀伊半島の先端の小さな村人たちの献身的な救助が、100年後のイラクイラン戦争時の日本人を救うとは。歴史的な恩をしっかりと国民に教えているトルコもすごい。救助の飛行機を飛ばしたり、先に日本人を優先させてくれたり、本当に涙でした。日本は、有事の際にすぐ動けない体制になっているのが残念に思う。こういう歴史的な出来事をきちんと教えていくことが大切だと感じた。トルコは、日本とよい関係であるのは、昔のこういう人たちの真心があってのこと。

2015/12/23

つーたん

涙無しには読めなかった。国を越えて、時を越えて日本とトルコが強い絆で繋がっていること、またその歴史。次の世代にも是非読んでほしい一冊です。1890年エルトゥールル号遭難事故。そして1985年イラン・テヘラン在留邦人救出事件。国は関係なく、見返りを求める訳でもなく、必死に出来るだけ多くの命を助けようとした村の人々。爆撃が酷くなる中救援機を飛ばし、チケットを譲ってくれたトルコの人々。そして今年、日本・トルコ友好125周年。いつまでも続きますようにと願って...

2015/12/09

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