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極卵 (小学館文庫 せ 2-7)

極卵 (小学館文庫 せ 2-7)

極卵 (小学館文庫 せ 2-7)

作家
仙川環
出版社
小学館
発売日
2016-01-04
ISBN
9784094062502
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極卵 (小学館文庫 せ 2-7) / 感想・レビュー

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なお

★★★★★ 安心・安全を謳い文句に販売された高級卵「極卵」。食べた人達が次々と倒れ死者まで発生する。販売会社、生産者、生産者に鶏を供給した研究所まで巻き込み、マスコミの犯人探しが始まった。食の安全は確かに大切だが、度が過ぎると色々な弊害も生まれる。考えさせられる内容だった。

2016/09/25

ダイ@2019.11.2~一時休止

食の安全がテーマ。最後の手記で盛り返せたかな・・・マッチポンプには負けるな!。

2017/06/10

choco

図書館本。食の安全を重視したい気持ちはあるが、経済的に困難なのが一般人だろう。でもボツリヌスで生死を彷徨った人が数名でたら、自分なら当分卵料理は控えそうな気がして桐子の食べるスクランブルエッグや卵料理に違和感を覚えた。話全体的には面白かったが黒幕がイマイチ意味がわからない。

2016/08/27

佐島楓

うーん、途中まではとても興味深く読んだが、フラットな視点を持てる登場人物がおらず、そこに引っかかりを感じた(そこが人間的だという見方もできる)。食に絡む問題は難しい。

2016/03/28

ジンベエ親分

や、これこれまで読んだ仙川環ではベストかも。平飼い養鶏場から出荷された4個で千円という高級卵でボツリヌス毒素による食中毒が発生。主要視点はこの事件を取材するフリーライターだが、素朴な養鶏農家、ヒステリックで過激な消費者団体、不安を煽るマッチポンプ記者、意識高い系の主婦や店員等々、1人1人の人物像がやたらリアル。真相もエンタメ小説らしく大掛かりだが、各ピースはこの業界や専門的な知識を持つ自分が一度も「いやいやそれは」とツッコまずに読んだほど大ボラを吹いていない。地味だけどとても面白かった。

2020/01/13

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