脱・限界集落株式会社 (小学館文庫 く 6-7)
脱・限界集落株式会社 (小学館文庫 く 6-7) / 感想・レビュー
相田うえお
★★★☆☆17060 限界集落、人口の半分以上が65歳以上の集落という定義なんですね。具体的には日本のどのへんがそういう状況なのでしょう?ネットで調べてみました。【日本の限界集落場所ランキング】というサイトを見ると、なるほど自然が美しいところばかりです。やり方次第では人が集まる可能性はあると思いますし、実際に何らかの地域おこししている集落もあるようです。ただ、そう簡単にはいかないのでしょうね。例えば(規模は違うかもしれませんが)この作品のように再開発推進派と反対派が揉めるなどという事もあるのでしょうね。
2017/06/22
takaC
「続」ではなかった。つまり順番に読まなくても何ら問題なかった。
2018/06/05
papako
続いて。最初を読んだら、同じテイストの違う話しか?と思ったら、つながっていて安心。こちらの方が面白かった!健太や引きこもりニート?達がじっちゃんばっちゃん達の役にたちたい、必要とされたいと仕事にのめり込んでいくのが、なんだかいいなぁと思いました。『交流戦略』それだけじゃないと思うけど、商店街の活性化、上手くいって嬉しい。じっちゃんばっちゃん元気でいいねぇ。そして多岐川の余裕シャクシャクぶりに美穂が腹を立てるのもわかるなぁ。なんか元気もらえた。
2017/01/10
にいにい
黒野伸一さん2作目。限界集落株式会社の続篇だけど、山村の振興物語その後ではなく、麓の駅前商店街での再開発が舞台。英雄的な主人公の活躍は、後半のみだけど、揃いすぎてる脇役やうまく行き過ぎる筋は健在。市場原理や自治体の本音が、ちゃんと描かれている。ロマンスの進行や事件も面白い。実際の再開発に取り組むひとには、甘過ぎるとの批判はあるだろうけど、舞台に取り上げることが、興味や理解に繋がり、共生が生まれればと思う。黒野さんのチャレンジに敬意を。読む価値はあった一冊。読んでいて気持ちいいご都合主義は有りだと思う。
2017/07/28
カブ
純粋にその地域を良くしたいと思う人、儲かりそうだから関わりたい人。人は砂糖に群がるアリのように集まってくる。
2017/02/17
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