怒り (上) (小学館文庫 ミ 3-1)
怒り (上) (小学館文庫 ミ 3-1) / 感想・レビュー
*maru*
古い防空壕で見つかった白骨死体。10日前まで生きていた被害者がなぜ、短期間で白骨化した遺体となって発見されたのか。検察官テオドル・シャツキが主人公のポーランドミステリ。寄り道が多いためスローペースで若干くどく感じるが、事件内容はとても興味深いのでとにかく続きが気になる上巻。殺害方法エグいなしかし。ポーランドのルメートルと言われる著者、なかなかの曲者とみた。この展開からどのようにプロローグのシーンに繋がるのか楽しみですね。期待を胸に、いざ下巻へ。(裏表紙がネタバレ気味なので読まれる方はご注意を)
2019/05/16
K
ポーランドの作家さんだけど独特のシニカルでブラックな感じがとても良い。感想は下巻で→→
2018/01/22
ほちょこ
うーん。ものすごく面白い小説だし、話の展開も登場人物も良くできてると思うのだが、どこかしら「ノンストップであっという間に」読めない要素が詰まっていて、なかなか先に進めない。
2018/05/11
tom
ポーランド発のミステリー。この国のミステリーは、読んだことがない。ということで入手。読み始めて気付いたのは、翻訳を田口俊樹さんがしていること。そうか、それなら面白いはずと納得して読み進める。物語は、きれいな白骨が見つかったというところから始まる。白骨なのに、白骨の持ち主というか被害者は、1週間ほど前に生存が確認されている。おまけに、微小骨まで現存、さらに手や耳の骨は、被害者のものとは違っていた。はてさて、何が起きてるのか。主人公は検察官のシャツキ。彼の生活の周辺でもいろいなことが起きて、なかなか面白そう。
2018/04/21
わたなべよしお
なかなか面白い。ただ、主人公の検察官、シヤツキも、その部下の見習い検察官もちょっと変な奴らだ。友達は勿論、同僚としても付き合いにくいかも。事件の方は「上」ではまだ導入部という感じだ。
2017/07/30
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