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教場 (2) (小学館文庫 な 17-3)

教場 (2) (小学館文庫 な 17-3)

教場 (2) (小学館文庫 な 17-3)

作家
長岡弘樹
出版社
小学館
発売日
2017-12-06
ISBN
9784094064797
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教場 (2) (小学館文庫 な 17-3) / 感想・レビュー

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ehirano1

当方は風間教官に逢いたくて教場を読んでいるようなものです。風間教官は今回もキレッキレでした。因みに、前作程のなんかこう居心地が悪いというかなんというか、まあそんな読後感(苦笑)はありませんでした。

2018/09/09

教場の続編。相変わらず鋭い風間公親。彼の一言一言が私の背筋をまっすぐにしてくれるようで小気味よかったです。

2020/01/28

ノンケ女医長

入校する学生のうち、警察学校の実態を予め知っているのは、どれくらいの割合なのだろう。組織に馴染まない学生を選別し、はじき出す。冷静に考えると、非常に恐ろしい教育機関だ。あらゆる手段で揺さぶりをかけ、退校届を突き付ける教官の冷酷さが際立っていた。暴力的だし、専横的な教官に、射抜くような目で監視される若い巡査たち。読みながら、こんな学校からは一刻も早く撤退したいと思ってしまった。理不尽な暴力で退学し、6年を経て再度志願した、ある登場人物。警察への恨みを、地域の交番勤務で昇華してくれたらいいな。

2023/08/12

イアン

★★★★★☆☆☆☆☆警察学校を舞台とした教場シリーズ第2弾。元医師の経歴を持つ桐沢は、引越の最中に警察手帳を紛失してしまう。発覚すれば即退校処分となる中、指導官・風間は桐沢の嘘を見抜き、盗難の可能性に言及するが…(「創傷」)。前作同様、一癖も二癖もある生徒たちの間で起きる事件を、風間が驚異の洞察力で見抜いていく。前作より事件のおぞましさは薄れ、冷酷さが売りだった風間の異能感も抑え気味になっている。取調べのテクニックが伏線となるなど随所に巧さは感じるものの、「日常の謎」レベルの事件が多く物足りなさが残った。

2023/08/29

ハゲおやじ

久しぶりに続編を読む。正月番組でキムタクが風間を演じるとの事で、観てイメージが固定される前に読む。みなさんが書かれている様に 嫌な気分にさせる話は減っていた。女性警官の恋物語も出てきて驚く。風間は、洞察力が凄いだけでなく 格闘も凄い事にも驚く。最後は、卒業で締めるのは 前作同様。私には警察学校なんて 絶対に無理だと またしても実感。続けて ”0” を読みたいけど、今年(2019年)は残りわずかだから無理だな。今年は、本読み激減だったなぁ…。(クリスマスに 一人で本を読んでる私って なんだかなぁ~)

2019/12/25

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