伝わるちから (小学館文庫 ま 7-1)
伝わるちから (小学館文庫 ま 7-1) / 感想・レビュー
はっせー
心というスープのだしになれるような本だと感じた!著者の松浦さんが日頃の出来事からどんなものを抽出して文章を書いているかわかる。それは自分にとって新しい学びである。それがどんな小さなことでも!松浦さんの言葉は1つ1つが優しいため疲れている時に読んでも心に染みる。本当にだしのような文庫である。この本で印象に残っている話がある。それは余白についてのお話。情報や経験で一日ぎゅうぎゅうになってしまうより少し余白を残しておこう。余白があるからこそ新しいものに反応することができる。この言葉は社会人1年目の私に染みた!
2022/03/08
esop
暮らしや仕事においては宝ものを見つけ、分かち合うことが大事なんだろうな/上手にお礼をされると、もっとその人に何かをしてあげたくなるのが人の心というもの/苦手なことー逃げたり避けたりせずにしっかり受け入れて、目線を自分から離してみる/聞き上手というのは感動上手である/対話のポイントは、常に、今のこと、そして未来のことの両方を話すように心掛けること/愛というのは互いに相手の顔を眺め合っていることなのではなくて、同じ方向に二人で一緒に目を向けることなのである/スタートラインに立つ前の準備がものを言うんだ
2022/08/25
Shoji
啓発本ですが、非常にゆるりとしています。押し付けがありません。70編のお話がエッセイ風に綴られています。ですので、とても読みやすいです。通底しているのは、他者を思いやる心かな。
2021/06/09
井月 奎(いづき けい)
日常にあたりまえにある、でも見逃してしまいそうなことをいつくしむ。時間をゆっくり使う、丁寧に生きる。著者と同じような時間の使い方はできませんが、エッセンスというか考え方はぜひぜひ参考にしたいものです。日常を少し目を凝らして見る、読了したいま、エドワード・ホッパーの作品を思い出します。
2022/12/31
ドレミ
暮らしの手帖の元編集長だった著者のエッセイ。日々心がけたい^ことが、数多くあった。こうした心に余裕がある優しい大人になりたいものだとつくづく思った。
2021/02/10
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