羊の頭 (小学館文庫 フ 8-2)
羊の頭 (小学館文庫 フ 8-2) / 感想・レビュー
のぶ
本作はシリーズの二作目で、いきなり読んだので、登場人物の関係がつかめず、最初は混乱した。物語は何者かが山の山頂で狙撃され、殺害されてしまう。一方、その2年前、DVに耐え切れなくなったカトリーンが、一人の男から逃げ出そうと策謀する時系列の物語があって、その二つの物語が交錯しつつ語られながら、いくつかの殺人事件が撒き散らされ、結末へと至ることになる。冒頭の出来事からは思わぬ方向に展開するので、話の複雑さに振り回されないようにする必要があると思う。機会があればシリーズ第一作の「咆哮」を読んでみたいと思う。
2021/09/16
星落秋風五丈原
いやヴァルナ―よかったね!今回はそれしか言えないわ。
2021/09/30
petitlyz
【図書館で借りた】前編からそうだったけどクロイトナーは”持ってる”!ヴァルナーのお爺ちゃんも元気。ヴァルナーだけ相変わらず寒がり。ストーリーは一筋縄でなくて、最後までなかなか安心できなかった。なんでどこの国に行っても、ろくでなしの男はパートナーの女性に暴力をふるい、かつその女性に異常に執着するのか。よくあることといえばそうかもしれないけど、こんなことも解決できない現代社会って…となる。
2021/10/28
み
楽しみましたぁ♪クロイトナーさんといい、ヴァルナーのお祖父さんといい、面白いです。お話しは、何とも悲しいと言うか、DV絡みのは読んでてツライですね。シリーズの翻訳続いて欲しいです~。
2021/10/15
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
羊の頭、がどこかに出て来たが、忘れてしまった💦 前作の「咆哮」よりも筋道が立って納得のラストではないだろうか。それにしても「三体」の後に読むとクズの男が多すぎて一気に現実世界に戻ってしまった。三体に出て来たクレーバーな物理学者や宇宙研究者や宇宙船の戦士が全然いない。リアルな日常が!
2024/01/19
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