猫に嫁入り ~忘れじの約束~ (小学館文庫 C お 4-4 キャラブン!)
猫に嫁入り ~忘れじの約束~ (小学館文庫 C お 4-4 キャラブン!) / 感想・レビュー
はつばあば
幽世に続く門の管理番をつとめる燐の仕事を手伝う弥琴は燐を愛おしく思い本当の夫婦として誓いを交わすことに。火柄の想いは切ないけれど弥琴の妻宣言に燐も満更でもない。そして楠の鈴音と兵助さんの話にはジンとくるものが。最後に弥琴の両親や祖父母・おじさん一家の話が。この弥琴のお母さん、私好きかも。「自分の幸せは自分で掴め、私はあなたの望みが叶うことを願う」一本筋が通っている。子供への愛情って持てない人もいるのかもしれない。だから預けて安心 な人に託して自分は・・。なら産まねばよかったのに!とはならないのが人生です
2022/09/29
陸抗
あやかし達の頼みも聞きつつ、燐と弥琴がゆっくりでも夫婦になろうと歩み寄る姿にほっこり。燐の親友の火柄が、弥琴に妻の座を譲れと迫ったのには唖然とさせられたけれど…。弥琴の親戚に燐と共に挨拶に行ったり、弥琴自身の過去に触れたり、互いに写真を撮りあったりと、今を大切にしているのが伝わってきて良かったな。
2021/06/12
すみっちょ
1巻で、結婚するのに弥琴の家族に言わなくていいのかな?と思っていたので、彼女の生い立ちがわかって納得です。伯父さん家族がいい人たちで、だからこそ心配かけないように離れなきゃと思った弥琴がいじらしいと思いました。これから燐ともっと夫婦らしくなっていくのでしょうね。楠の鈴音の話がジーンとしたのと、火柄の想いがちょっと切ないなぁと思い、1巻よりも読みごたえがありました。続巻希望してます。
2021/08/05
史
兄弟分と、腐れ縁と、思い出と、家族。
2022/09/01
hotate_shiho
弥琴は、燐と本当に夫婦になったのか実感を持てないとき、留守番をしていたら、火柄に弥琴は燐の妻と絶対に認めないと言われ、連れ去られてしまう。燐と真の夫婦になろうとする弥琴、素敵です。本当にいい2人だなぁ。凄く良かったです。
2021/06/10
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