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跳べ、栄光のクワド (小学館文庫 あ 48-1)

跳べ、栄光のクワド (小学館文庫 あ 48-1)

跳べ、栄光のクワド (小学館文庫 あ 48-1)

作家
碧野圭
出版社
小学館
発売日
2022-02-04
ISBN
9784094071160
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跳べ、栄光のクワド (小学館文庫 あ 48-1) / 感想・レビュー

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ma-bo

オリンピックメダリストが次の出場権がかかる全日本選手権の前に置き手紙を残して失踪。一人のレジェンドスケーターを支える人々(ファン、ジャッジ、アナウンサー、身体をケアするトレーナー、母親、最初の恩師)の目線で語られる過去から現在。彼への思いだけでなく、周りの人々の人生や、仕事への思い等、それぞれの人間ドラマも描いた作品。

2022/03/30

おうち時間

30歳になっていきなりフィギュアスケートにハマってしまった看護師の浜村麻美。きっかけは患者さんとロビーで一緒に観ていたオリンピック。白鳥が飛び立つように優雅に氷の上を滑る川瀬光流に恋をしてしまったから。この川瀬光流はどう読んでも羽生君がモデルとしか思えない。全日本フィギュア選手権の直前にいきなり置き手紙を残し失踪。ジャッジ、アナウンサー、トレーナー、母親、振付師の目線で彼の人となり、そして事件についての考察が始まる。フィクションだけど、どうしても羽生君と重なってしまう。彼の目指すスケートが出来ますように!

2022/06/22

あっ!chan

フィギアスケートにあんまり興味のない私でも、主人公の光流がなんとなくあの人とかぶってしまう...そんな彼が全日本選手権直前に姿を消してしまった。驚く彼を支えてきた母親をはじめチーム関係者たちが、光流への出逢いや想いを語りはじめるだが...概説からミステリかと思い手にしだけど、実は支える人たちの温かい想いだけでなく、アスリートと関わり合う大人たちの様々な思惑等々盛りだくさんでした。最後は爽やかに成長した姿でハッピーエンド...やっぱりあの人がモデル?

2023/03/14

よっち

今回の大会はオリンピックの出場権がかかる、とても重要な試合・全日本フィギュア選手権。そんな大切な試合の直前に男子レジェンドスケーターが忽然と消えてしまうスポーツ小説。試合のジャッジ、アナウンサー、選手の身体をケアするトレーナー、母親、そして振付師。彼を見守ってきた人たちそれぞれの目線で語られる過去、今回の事件についての動機や考察、改めて浮き彫りになる彼のスケートに賭ける熱い想いがあって、そして「推し」をもつファンの目線も絡めながら描かれる真相と、その先にあったひとつの結末にはぐっと来るものがありましたね。

2022/03/24

たんぽぽ

頭の中で川瀬光流が羽生結弦とかさなってました。

2022/04/01

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