ふたつの星とタイムマシン (小学館文庫 は 24-1)
ふたつの星とタイムマシン (小学館文庫 は 24-1) / 感想・レビュー
アッシュ姉
待ちに待った文庫化『タイムマシンでは行けない明日』を読むために再読。タイムマシンがあって、時間や時空を操れる超能力者がいて、人間と見分けがつかないロボットが普及するパラレルワールド。便利さと引き換えに失うものもあり、あったらいいなが叶う世界でも幸せになれるとは限らない。今あるものを、今いる人をもっと大切しなければと思う。初読みのときと同じ感想だが、つい忘れてしまう。さあ忘れないうちに続けて明日へ。
2023/11/21
スカラベ
「タイムマシンでは、いけない明日」は本編で、本書はそのサイドストーリー的な短編集。通常、サイドストーリーは本編の後に読むべきものかもしれないけど、実際の刊行順はこちらが先なので、まず読んでみた。近未来を舞台に、タイムマシンをはじめとして、ロボット、超能力、ドラえもんに出てきそうなアイテムなどが題材でいずれも心和むストーリーで読後感はいい。それぞれが微妙につながっていて、これを紐解いてピースをはめていくのも楽しいが、本編へと読み進むと、さらに意外なピースが現れ世界が広がっていく。この順番で読むのがおすすめ。
2023/04/06
ダミアン4号
大学の研究室に置かれたタイムマシン…本物?と疑いつつ中学生の自分に伝えたい事があって半信半疑のまま怪しい機械に乗り込むと…“タイムマシンで行けない明日”のスピンオフ作品。タイムマシン物の魅力は時間をさかのぼって失敗を修正する事が出来たらという誰しも抱く願い…さぁいよいよ!というタイミングで入る妨害…そう簡単にはいかない…もどかしさと共に“便利な道具で今を変えようしても根本的な解決にならない”という事への“気づき”…これがあるから“タイムマシンもの”は止められないのかも知れません。軸足を“今”に置いて頑張ろ
2023/08/23
のぼる
5年半前に単行本既読。 内容は勿論ほぼ忘れてるので、ちょっと不思議で、ちょっとほんわかする物語を楽しめた。『タイムマシンでは、行けない明日』も近々読みます。
2024/03/19
まいさん
タイムマシン、ロボット、超能力や不思議なアイテムが出てくる短編集。それぞれが少しずつ繋がっていて、SFなのにどこか懐かしさを覚える。「タイムマシンでは、行けない明日」と併せて読むのがお勧めとのこと。
2023/08/30
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