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コスメティック(小学館文庫) (小学館文庫 N は- 1-1)

コスメティック(小学館文庫) (小学館文庫 N は- 1-1)

コスメティック(小学館文庫) (小学館文庫 N は- 1-1)

作家
林真理子
出版社
小学館
発売日
2002-10-04
ISBN
9784094080131
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コスメティック(小学館文庫) (小学館文庫 N は- 1-1) / 感想・レビュー

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青蓮

華々しいコスメ業界の裏側を如実に描いた作品。仕事への情熱を燃やす沙美の姿が何だか眩しく見えました。仕事では成功を収めた沙美だけれど、恋愛の方はなかなか上手くいかないようで。女性にとっては仕事と恋愛(結婚)の両立って永遠のテーマな気がします。仕事上(賃金)での男女格差、マタハラが横行している現代社会を見るとまだまだ女性が大いに活躍できる環境には程遠く、どうしてこうも女性ばかり不遇なのか憤りを覚えることも。女性を取り巻く厳しい環境はこの作品が書かれてからそれほど変わってないことに暗澹たる気持ちになります。

2017/01/15

choco

やっぱり林真理子は読みやすい。箸休めというか、重たい本の合間に読む私。昭和のトレンディードラマを見ている気分だが、全く知らないコスメの内部事情は新鮮で面白かった。マイナスからのスタートを自分の力でプラスに変えて行く強い女性に共感を持つ私にとって、この作品は全く嫌な感じがしなかった。

2015/05/22

JILLmama

時代を感じさせるところがかなりあるけど、 仕事も恋も一生懸命!の女性は同性からも高評価。 楽しそうだなぁー。ってドラマを観ている気分で読了。

2021/08/28

miho

【2023-054】【図】化粧品業界を舞台に繰り広げられる女たちの闘いを描いた本書は97-98年にファッション誌『Domani』に掲載された作品ということで、四半世紀前になるわけだけど、今も化粧品業界ってこんな感じなのかな?とちょっと現在の裏側を知りたくなりました。

2023/07/02

湖都

化粧品会社のPR担当として働く30代女性・沙美が主人公の、お仕事と恋愛の物語。バブルの少し後が舞台だからか、職種のせいか、様々な感覚が自分とは違っていた。自分のお金も会社のお金もバンバン使ってコネを作り、誹謗中傷されながらも業界の中でガツガツと生きていく……全然憧れない。恋人たちに対しても、それぞれ無い物ねだりでなんだかずるい。そもそも、沙美は出世していくけど、コネを駆使する以外に大した仕事したのかな?それが仕事なのか?書かれた時代的に女性の社会進出を高らかに謳った本なのだろうけど、なんだかなぁ…。

2019/05/07

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